カミとホトケの幕末維新 【龍谷叢書46】

交錯する宗教世界

時代を彩るキーワードに焦点を当て、思想・宗教の側面から幕末維新期を再考。維新150年を越え、近世と近代の架橋を試みた野心作!

著者 岩田 真美
桐原 健真
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
シリーズ 叢書 > 龍谷叢書
出版年月日 2018/11/15
ISBN 9784831855558
判型・ページ数 A5・390ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
時代を彩るキーワードに焦点を当てる。
思想・宗教の側面から幕末維新期を再考。
維新150年を越え、近世と近代の架橋を試みた野心作!



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はじめに(桐原健真)

  コラム 明治百年と一九六八年の宗教界(大澤広嗣)



第Ⅰ部 維新とカミとホトケの語り

 神仏分離研究の視角をめぐって(上野大輔)

  コラム 孔子の変貌――儒学と明治日本(桐原健真)

 日本宗教史学における廃仏毀釈の位相(オリオン・クラウタウ)

  コラム 廃仏毀釈と文化財(碧海寿広)

 「世直し」の再考察

     ――宗教史的観点から――(三浦隆司)

  コラム 宗門檀那請合之掟(朴澤直秀)

 「民衆宗教」は誰を語るのか

     ――「民衆宗教」概念の形成と変容――(青野 誠)

  コラム 維新は迎えられずとも――烏伝神道の断絶と「民衆」(青野 誠)



第Ⅱ部 新たな視座からみた「維新」

 幕末護法論と儒学ネットワーク

     ――真宗僧月性を中心に――(岩田真美)

  コラム 勤王・護法の実践――真言宗の勤王僧(髙橋秀慧)

 排耶と攘夷

     ――幕末宗教思想における後期水戸学の位相――(桐原健真)

  コラム 京坂「切支丹」一件(松金直美)

 維新前後の日蓮宗にみる国家と法華経

     ――小川泰堂を中心に――(ジャクリーン・ストーン)

  コラム 仏教教導職の教化活動(芹口真結子)

 明治維新にみる伊勢神宮

     ――空間的変貌の過程――(ジョン・ブリーン)

  コラム 幕末京都の政治都市化と寺院(髙橋秀慧)



第Ⅲ部 カミとホトケにおける「維新」の射程

 幕末維新期のキリスト教という「困難」(星野靖二)

  コラム 幕末維新のキリスト教伝道(落合建仁)

 幕末/明治前期の仏書出版(引野亨輔)

  コラム 絶対的創造神への批判――釈雲照のキリスト教観①(舩田淳一)

 仏教天文学を学ぶ人のために

     ――佐田介石と幻の京都「梵暦学校」が意味するもの――(谷川 穣)

  コラム 天主とは何者か――釈雲照のキリスト教観②(舩田淳一)

 社寺領上知令の影響

     ――「境内」の明治維新――(林  淳)

  コラム 明治は遠くなりにけり――明治仏教史編纂所のこと(大谷栄一)



 あとがき(岩田真美)

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