話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
シリーズ近代日本の仏教ジャーナリズム2 仏教婦人雑誌の創刊 【龍谷大学仏教文化研究叢書36】
「近代仏教」研究の重要資料である雑誌メディアに注目するシリーズの第2巻!
19世紀後半刊行の仏教婦人雑誌の解説論文、総目次と入手困難な資料の復刻を収録。メディアの視点から近代仏教と女性の問題に迫る。
19世紀後半刊行の仏教婦人雑誌の解説論文、総目次と入手困難な資料の復刻を収録。メディアの視点から近代仏教と女性の問題に迫る。
はじめに(岩田真美)
第一部 解説論文
第一章 近代仏教婦人会の興起とその歴史的意義(中西直樹)
一 仏教婦人会興起をめぐる時代状況
二 キリスト教の教勢拡大と仏教側の対応
三 仏教結社の活発化とその規制
四 『奇日新報』創刊と女性教化論の興起
五 『婦人教会雑誌』創刊とその論調
六 初期仏教婦人会の性質
第二章 東京貴婦人会から婦人法話会へ(碧海寿広)
一 二つの婦人法話会
二 「貴婦人」のための仏教
三 東西両派の共通認識
四 「貴賤」を問わない「婦人」教化へ
五 改組の帰結
第三章 京都における真宗婦人諸団体の動向――令徳会(『婦人世界』)の前夜から――(吉岡 諒)
一 研究の課題
二 令徳会の発会前夜――京都真宗系女学校の誕生と展開
三 令徳会の発会以後
四 結 論
第四章 近代大阪における仏教と女子教育――相愛女学校設立をめぐって――(近藤俊太郎)
一 本章の視角
二 大阪の婦人と教育
三 相愛女学校の設立
四 相愛女学校の設立主体
五 相愛女学校の女性像
六 大阪の真宗と実業界
第五章 上毛婦人教育会と『婦人教育雑誌』――群馬を中心とした仏教婦人会の動向――(岩田真美)
一 仏教婦人雑誌の誕生
二 小野島行薫と酬恩社
三 婦人仏教徒の模範としての「妙好人」楫取寿子
四 清揚女学校の創設
五 上毛婦人教育会と『婦人教育雑誌』
六 「家庭」論と仏教婦人会の形成
第二部 各誌総目次(吉岡 諒)
雑誌『婦人教会雑誌』総目次
雑誌『婦人教育雑誌』総目次
雑誌『婦人世界』総目次
雑誌『北陸婦人教会雑誌』総目次
雑誌『道之友』総目次
雑誌『心の鏡』総目次
雑誌『姫路城北女教会雑誌』総目次
雑誌『をしへ草(姫路女教会々誌)』総目次
雑誌『智慧之光』総目次
雑誌『防長婦人相愛会誌』総目次
第三部 関係復刻資料(中西直樹)
解 説
(一)『心の鏡』第一号
(二)『相愛女学校規則』『相愛女学校設置方法書』
(三)『京都婦人教会規約』
あとがき(中西直樹)
編著者・執筆者紹介
第一部 解説論文
第一章 近代仏教婦人会の興起とその歴史的意義(中西直樹)
一 仏教婦人会興起をめぐる時代状況
二 キリスト教の教勢拡大と仏教側の対応
三 仏教結社の活発化とその規制
四 『奇日新報』創刊と女性教化論の興起
五 『婦人教会雑誌』創刊とその論調
六 初期仏教婦人会の性質
第二章 東京貴婦人会から婦人法話会へ(碧海寿広)
一 二つの婦人法話会
二 「貴婦人」のための仏教
三 東西両派の共通認識
四 「貴賤」を問わない「婦人」教化へ
五 改組の帰結
第三章 京都における真宗婦人諸団体の動向――令徳会(『婦人世界』)の前夜から――(吉岡 諒)
一 研究の課題
二 令徳会の発会前夜――京都真宗系女学校の誕生と展開
三 令徳会の発会以後
四 結 論
第四章 近代大阪における仏教と女子教育――相愛女学校設立をめぐって――(近藤俊太郎)
一 本章の視角
二 大阪の婦人と教育
三 相愛女学校の設立
四 相愛女学校の設立主体
五 相愛女学校の女性像
六 大阪の真宗と実業界
第五章 上毛婦人教育会と『婦人教育雑誌』――群馬を中心とした仏教婦人会の動向――(岩田真美)
一 仏教婦人雑誌の誕生
二 小野島行薫と酬恩社
三 婦人仏教徒の模範としての「妙好人」楫取寿子
四 清揚女学校の創設
五 上毛婦人教育会と『婦人教育雑誌』
六 「家庭」論と仏教婦人会の形成
第二部 各誌総目次(吉岡 諒)
雑誌『婦人教会雑誌』総目次
雑誌『婦人教育雑誌』総目次
雑誌『婦人世界』総目次
雑誌『北陸婦人教会雑誌』総目次
雑誌『道之友』総目次
雑誌『心の鏡』総目次
雑誌『姫路城北女教会雑誌』総目次
雑誌『をしへ草(姫路女教会々誌)』総目次
雑誌『智慧之光』総目次
雑誌『防長婦人相愛会誌』総目次
第三部 関係復刻資料(中西直樹)
解 説
(一)『心の鏡』第一号
(二)『相愛女学校規則』『相愛女学校設置方法書』
(三)『京都婦人教会規約』
あとがき(中西直樹)
編著者・執筆者紹介