神仏と儀礼の中世

中世寺社の各種仏教儀礼を手がかりに、仏と神が信仰形態をいかにして獲得していくかを多面的に論じ、神仏習合の具体的諸相を解明。

著者 舩田 淳一
出版社 法藏館
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2011/02/28
ISBN 9784831860293
判型・ページ数 A5・533ページ
定価 本体7,500円+税
在庫 在庫あり
中世寺社における各種の仏教儀礼を手がかりに、仏と神が中世的な信仰形態をいかにして獲得していくかを、思想運動のひとつとして多面的に論じ、神仏習合の具体的諸相を明らかにする。
●第6回日本思想学会奨励賞 受賞
序章  中世宗教儀礼研究の射程
第一部 解脱房貞慶の信仰と儀礼
 第一章  貞慶の笠置寺再興とその宗教構想 第二章  『春日権現験記絵』の貞慶・明恵説話とシャーマニズム
 第三章  貞慶『春日権現験講式』の儀礼世界
 第四章  貞慶撰五段『舎利講式』の儀礼世界
 補 論  貞慶撰五段『舎利講式』の展開
第二部 中世律僧の信仰と儀礼
 第五章  貞慶『発心講式』と玄縁『礼仏懺悔作法』をめぐって
 第六章  南部戒律復興における受戒儀礼と春日信仰の世界
 第七章  春日神に抗う南都律僧
 第八章  叡山律僧の受戒儀礼と山王神
第三部 中世真言密教の信仰と儀礼
 第九章  頼助『八幡講秘式』と異国襲来
 第十章  久我長通『八幡講式』と南北朝争乱
 第十一章 死穢と成仏
 第十二章 摂関家の南円堂観音信仰と春日神結語 随心院本貞慶撰五段『舎利講式』翻刻 随心院蔵講式目録
 初出一覧  あとがき 索引

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