話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
ルードルフ・オットー
宗教学の原点
ルードルフ・オットー生誕150年を記念し、宗教学の祖であるオットーの思想の全貌を明らかにする。
キリスト教神学からいかに宗教学は生まれたのか?
宗教学の祖ルードルフ・オットーの〈三つの顔〉――キリスト教神学者、哲学者、宗教学者――を有機的に連関させることで、思想の全貌を明らかにする。
宗教学そのものの在り方に迫る一冊。
キリスト教神学からいかに宗教学は生まれたのか?
宗教学の祖ルードルフ・オットーの〈三つの顔〉――キリスト教神学者、哲学者、宗教学者――を有機的に連関させることで、思想の全貌を明らかにする。
宗教学そのものの在り方に迫る一冊。
序章 宗教学の誕生―― 十九世紀ドイツの神学と宗教学
1 宗教学の誕生
2 近代宗教学の成立とオットー宗教論
3 オットー宗教論の受容と展開
第一章 キリスト教神学者としての生涯
1 オットーの生涯――伝統からリベラルへ
2 「キリスト教神学」としての宗教研究
3 「神学」の語に込められた意味
第二章 東洋への旅――原点としてのインド
1 オットーと旅
2 東洋への旅におけるインド体験
3 オットーのインド宗教研究
4 キリスト教神学研究とインド宗教思想研究
5 日本訪問――禅の思想との出会い
6 東洋への旅の意義
第三章 「聖なるもの」の比較宗教論
1 キリスト教神学における比較宗教的な視座
2 『聖なるもの』の特徴
3 オットー宗教論における『聖なるもの』の位置
4 「聖なるもの」がもつ非合理的な要素と合理的な要素
5 非合理的な余剰としての「ヌミノーゼ」
6 「聖なるもの」のアプリオリ的な範疇と図式化
第四章 宗教史学派の影響と宗教の展開性
1 宗教史的視座の独自性
2 宗教史研究の特徴
3 宗教史研究とインド
4 宗教史的視座の課題
第五章 東洋と西洋の宗教における平行性
1 宗教概念としての「神秘主義」とその研究
2 神秘主義研究の背景
3 東洋と西洋の神秘主義――シャンカラとエックハルト
4 「東は西、西は東」
第六章 「絶対他者」の概念とヒンドゥー教
1 宗教の展開における「平行性」理論
2 「絶対他者」の概念とインド宗教思想
3 近代西洋の宗教概念とヒンドゥー教のリアリティ
4 深みの体験とその解釈
5 「絶対他者」と宗教的コンテクスト
第七章 救済の思想としてのヴェーダーンタ哲学
1 世界宗教史の枠組み――東洋と西洋の宗教における展開
2 ヴェーダーンタ哲学における神秘主義的経験
3 シャンカラの哲学へのパースペクティブ
4 救済論としてのヴェーダーンタ哲学
第八章 新たな宗教理解へ向けて
1 宗教の理解に向けて――現代宗教学の研究動向
2 「聖」の概念とその意味
3 宗教史における展開の平行性
4 聖の意味次元とその重層性――「イデオグラム」を媒介として
結論 オットーの三つの顔
1 宗教学の誕生
2 近代宗教学の成立とオットー宗教論
3 オットー宗教論の受容と展開
第一章 キリスト教神学者としての生涯
1 オットーの生涯――伝統からリベラルへ
2 「キリスト教神学」としての宗教研究
3 「神学」の語に込められた意味
第二章 東洋への旅――原点としてのインド
1 オットーと旅
2 東洋への旅におけるインド体験
3 オットーのインド宗教研究
4 キリスト教神学研究とインド宗教思想研究
5 日本訪問――禅の思想との出会い
6 東洋への旅の意義
第三章 「聖なるもの」の比較宗教論
1 キリスト教神学における比較宗教的な視座
2 『聖なるもの』の特徴
3 オットー宗教論における『聖なるもの』の位置
4 「聖なるもの」がもつ非合理的な要素と合理的な要素
5 非合理的な余剰としての「ヌミノーゼ」
6 「聖なるもの」のアプリオリ的な範疇と図式化
第四章 宗教史学派の影響と宗教の展開性
1 宗教史的視座の独自性
2 宗教史研究の特徴
3 宗教史研究とインド
4 宗教史的視座の課題
第五章 東洋と西洋の宗教における平行性
1 宗教概念としての「神秘主義」とその研究
2 神秘主義研究の背景
3 東洋と西洋の神秘主義――シャンカラとエックハルト
4 「東は西、西は東」
第六章 「絶対他者」の概念とヒンドゥー教
1 宗教の展開における「平行性」理論
2 「絶対他者」の概念とインド宗教思想
3 近代西洋の宗教概念とヒンドゥー教のリアリティ
4 深みの体験とその解釈
5 「絶対他者」と宗教的コンテクスト
第七章 救済の思想としてのヴェーダーンタ哲学
1 世界宗教史の枠組み――東洋と西洋の宗教における展開
2 ヴェーダーンタ哲学における神秘主義的経験
3 シャンカラの哲学へのパースペクティブ
4 救済論としてのヴェーダーンタ哲学
第八章 新たな宗教理解へ向けて
1 宗教の理解に向けて――現代宗教学の研究動向
2 「聖」の概念とその意味
3 宗教史における展開の平行性
4 聖の意味次元とその重層性――「イデオグラム」を媒介として
結論 オットーの三つの顔