話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
アジア仏教美術論集 東南アジア
海と川が育んだ多様な文化。美術史・建築史のみならず、歴史、宗教、刻文、考古など幅広い専門分野の研究者による最新の論考18篇を収録した、わが国で初めての東南アジア美術に関する論文集、ついに刊行。
総論 東南アジアの古代中世美術
1 信仰・歴史・刻文
七世紀の東西回廊を行く―玄奘・那提・義浄
銀貨の「シュリーヴァッツァ」について
プランバナン寺院ラーマーヤナ浮彫が語る「死」の諸相―テクスト伝承との比較から
一〇世紀以前の古ジャワ語刻文に見られる宗教関連事項の検討―寺院・神・儀礼
インドネシアにおける密教の展開
刻文史料から見たアンコール朝の仏教とその展開
2 美術
クメール・アンコール時代の九曜像について
―タイ・バンコク国立博物館所蔵のロレイ出土像を中心に
ドヴァーラヴァティーにおける法輪信仰と図像の展開
東南アジアにおける多臂観音の図像について
アンコールの仏教寺院プレアカンにおけるヒンドゥー教図像の解釈
アンコールの観音像に見る経典と図像の関係性
―『カーランダヴューハ』写本との比較から
バガン遺跡における本尊初探―一一世紀‐一四世紀の四仏・五仏を中心に
3 建築
前アンコール時代の都市と建築にみる国土聖化の構想
古代ジャワ建築の編年論―プランバナン寺院の建築年代を中心に
コンバウン朝ミャンマーの木造僧院建築―「連結型」本坊の成立をめぐって
4 工芸
祭儀の器としてのクメール陶器
一四〇〇年期のベトナム陶磁―鉄絵を定点として
日本におけるタイ向け輸出用更紗に関する一試論
1 信仰・歴史・刻文
七世紀の東西回廊を行く―玄奘・那提・義浄
銀貨の「シュリーヴァッツァ」について
プランバナン寺院ラーマーヤナ浮彫が語る「死」の諸相―テクスト伝承との比較から
一〇世紀以前の古ジャワ語刻文に見られる宗教関連事項の検討―寺院・神・儀礼
インドネシアにおける密教の展開
刻文史料から見たアンコール朝の仏教とその展開
2 美術
クメール・アンコール時代の九曜像について
―タイ・バンコク国立博物館所蔵のロレイ出土像を中心に
ドヴァーラヴァティーにおける法輪信仰と図像の展開
東南アジアにおける多臂観音の図像について
アンコールの仏教寺院プレアカンにおけるヒンドゥー教図像の解釈
アンコールの観音像に見る経典と図像の関係性
―『カーランダヴューハ』写本との比較から
バガン遺跡における本尊初探―一一世紀‐一四世紀の四仏・五仏を中心に
3 建築
前アンコール時代の都市と建築にみる国土聖化の構想
古代ジャワ建築の編年論―プランバナン寺院の建築年代を中心に
コンバウン朝ミャンマーの木造僧院建築―「連結型」本坊の成立をめぐって
4 工芸
祭儀の器としてのクメール陶器
一四〇〇年期のベトナム陶磁―鉄絵を定点として
日本におけるタイ向け輸出用更紗に関する一試論