話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
慈悲のかたち
仏教ボランティアの思考と創造
東日本大震災以降、仏教者の社会貢献の重要性が問われてきている…幾度も被災地に足を運び、おおくの人々を取材。確固たる信頼をえたうえでの記事執筆である。仏教ボランティアの現場に立ち続ける著者ならではの、新鮮な視点。
「発刊によせて」(駒澤大学名誉教授・奈良康明)
第1章 悲しむ力、苦しむ力
一、飢えた子らに本は何の役に立つか
二、苦しみから歌が生まれる
三、悲しむ力
四、「鯰伝説」と熊本地震
五、石巻を発信するイギリス人―リチャード・ハルバーシュタットさん
六、蔵内之芽組、只今参上―気仙沼の漁師たちの挑戦
七、子どもを亡くした親の悲しみ―「つむぎの会」と佐藤良規さん
八、原発受難と「呪受け身」―南相馬に生きる人たち
第2章 仏教ボランティアのまなざし
一、難民から学んだ布施のこころ
二、カンボジア仏教は大乗仏教か
三、有馬実成の仏教ボランティア論
四、生きた文殊に出会う旅―仏教ボランティアの源流
五、貧しく小さくされた人と共に―叡尊と本田哲郎神父
六、重源はわれたの同時代人
七、塔組みは、木の癖組み、人の心組み
八、忍性生誕八〇〇年に思う―ハンセン病患者救済に賭けた生涯
第3章 現場ファーストの宗教へ
一、人間は死んで終わりではない―臨床宗教師と高橋悦堂さん
二、日本における宗教改革のチャンス―日本臨床宗教師会、発足
三、臨床仏教師、いよいよ始動
四、なぜ「愛と平和」を祈るのに戦うのか―浦上天主堂と福江島で思ったこと
第4章 スピリチュアリティ再発見
一、木と子どもと私と―絵本作家・いせひでこさんに聞く
二、「幽霊さん」と司修さん
三、「たましい」再考
四、柳宗悦と三界万霊
五、あなたのことは忘れません―「生きた証」を記録する僧侶、高橋英悟さん
六、「死者の記憶」を伝えるために―大槌街の「生きた証」プロジェクト
あとがき
第1章 悲しむ力、苦しむ力
一、飢えた子らに本は何の役に立つか
二、苦しみから歌が生まれる
三、悲しむ力
四、「鯰伝説」と熊本地震
五、石巻を発信するイギリス人―リチャード・ハルバーシュタットさん
六、蔵内之芽組、只今参上―気仙沼の漁師たちの挑戦
七、子どもを亡くした親の悲しみ―「つむぎの会」と佐藤良規さん
八、原発受難と「呪受け身」―南相馬に生きる人たち
第2章 仏教ボランティアのまなざし
一、難民から学んだ布施のこころ
二、カンボジア仏教は大乗仏教か
三、有馬実成の仏教ボランティア論
四、生きた文殊に出会う旅―仏教ボランティアの源流
五、貧しく小さくされた人と共に―叡尊と本田哲郎神父
六、重源はわれたの同時代人
七、塔組みは、木の癖組み、人の心組み
八、忍性生誕八〇〇年に思う―ハンセン病患者救済に賭けた生涯
第3章 現場ファーストの宗教へ
一、人間は死んで終わりではない―臨床宗教師と高橋悦堂さん
二、日本における宗教改革のチャンス―日本臨床宗教師会、発足
三、臨床仏教師、いよいよ始動
四、なぜ「愛と平和」を祈るのに戦うのか―浦上天主堂と福江島で思ったこと
第4章 スピリチュアリティ再発見
一、木と子どもと私と―絵本作家・いせひでこさんに聞く
二、「幽霊さん」と司修さん
三、「たましい」再考
四、柳宗悦と三界万霊
五、あなたのことは忘れません―「生きた証」を記録する僧侶、高橋英悟さん
六、「死者の記憶」を伝えるために―大槌街の「生きた証」プロジェクト
あとがき