話題の本【書評】(2024年9月~) - 2024.10.31
富士川游の世界
医学史、医療倫理、そして宗教
明治・大正・昭和、近代医療黎明期を牽引した医師・富士川游。彼が求めた医療と宗教のあるべき姿とは。
富士川游医師は、浄土真宗土徳の地・広島に生まれ、念仏の心に触れながら、明治・近代医学の黎明期、ドイツ医学に直接触れることで研鑽を積んだ。
一方で、西洋哲学・宗教にも深い造詣を持ち、病人の全人的救いを願って、生老病死の四苦に寄り添う医学のあるべき姿を求め続けた。
さまざまな視点と豊富な資料から、知られざるその生涯と事績に迫る。
富士川游医師は、浄土真宗土徳の地・広島に生まれ、念仏の心に触れながら、明治・近代医学の黎明期、ドイツ医学に直接触れることで研鑽を積んだ。
一方で、西洋哲学・宗教にも深い造詣を持ち、病人の全人的救いを願って、生老病死の四苦に寄り添う医学のあるべき姿を求め続けた。
さまざまな視点と豊富な資料から、知られざるその生涯と事績に迫る。
まえがき 横倉義武
現在において富士川游を検証する意義 田畑正久
富士川游の世界 桑原正彦
祖父・富士川游のこと 富士川義之
富士川游の宗教的背景を尋ねて 松田正典
富士川游と医学・医療観 田畑正久
仏教精神と看護-富士川游の思想探求を通して- 佐々木秀美
実地医家の宗教的診察-現代医療の現場から- 栗田正弘
略年表と宗教関連著作 土屋 久
現在において富士川游を検証する意義 田畑正久
富士川游の世界 桑原正彦
祖父・富士川游のこと 富士川義之
富士川游の宗教的背景を尋ねて 松田正典
富士川游と医学・医療観 田畑正久
仏教精神と看護-富士川游の思想探求を通して- 佐々木秀美
実地医家の宗教的診察-現代医療の現場から- 栗田正弘
略年表と宗教関連著作 土屋 久