中世都市の歳時記と宗教民俗

十五、六世紀頃の南都と京都における歳時と宗教民俗を、当時の日記類から考察し、近現代の民俗との共通点・類似点を解明した大著。

著者 赤田 光男
出版社 法藏館
ジャンル 民俗・信仰
歴史・資料 > 歴史
出版年月日 2020/11/30
ISBN 9784831862976
判型・ページ数 A5・698ページ
定価 本体10,000円+税
在庫 在庫あり
時代や地域、階層を越えて伝承されてきた日本人の民俗文化はいつ頃に起源を持つのか。十五、六世紀頃の南都と京都における歳時と宗教民俗を、当時の日記類から民俗的な内容を抽出・分析し、近現代との共通点を解明した大著。
序章

[奈良編]
第一章 南都の正月行事
第二章 南都の春の歳時記
第三章 南都の三月節供および矢田地蔵開帳と法華経信仰
第四章 中世後期奈良の花見歳時記
第五章 奈良の八重桜考
第六章 南都の仏生会と夏中舎利講および五月節供
第七章 南都の夏越祓いと七月節供
第八章 南都の盆と地蔵盆の行事
第九章 南都の八朔と秋彼岸会
第十章 南都の仲秋の歳時記
第十一章 南都の晩秋から初冬の歳時記
第十二章 南都の冬の歳時記
第十三章 中世後期大和における芸能の展開
第十四章 神樹と植栽

[京都編]
第一章 『満済准后日記』にみる春の歳時記
第二章 京都の花見歳時記
第三章 京都の夏から秋の歳時記
第四章 京都の冬の歳時記
第五章 山遊びと庭造りおよび蹴鞠の展開
第六章 自然をめぐる「遊び」の文化史
第七章 『満済准后日記』にみる祈雨儀礼
第八章 『看聞御記』にみる俗信の諸相
第九章 『看聞御記』にみる民間芸能と霊場寺社信仰の諸相

結 章
 初出一覧
 あとがき
 索 引

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