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中世の都市と非人【法蔵館文庫】 (文庫)

武家の都鎌倉・寺社の都奈良

非人はなぜ都市に集まったのか。彼らを救済した仏教教団とは。中世都市民の代表・非人、都市鎌倉と奈良を素材に、中世を読み解く。

著者 松尾 剛次
出版社 法藏館
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
シリーズ 法蔵館文庫
出版年月日 2024/01/15
ISBN 9784831826596
判型・ページ数 文庫・331ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 在庫あり
非人はなぜ都市に集まったのか。叡尊教団の独自の論理による非人救済活動が、中世の非人身分成立に及ぼした影響とは。中世都市の代表・鎌倉と奈良、中世都市民の代表・非人を素材に、都市に見る中世を読み解く。
序文

第一部 武家の都・鎌倉

はじめに

第一章 都市鎌倉の構造
1 軍事都市鎌倉の誕生
2 武家の首都へ――宇都宮辻子御所への移転
3 宇都宮辻子御所の大きさ
4 宇都宮辻子御所と若宮大路御所の位置について

第二章 都市鎌倉と鶴岡八幡宮
1 都市鎌倉の宗教的中心「鶴岡八幡宮」の創建
2 鶴岡八幡宮の構造
3 鶴岡八幡宮と祭礼

第三章 都市鎌倉と仏教
1 鶴岡八幡宮と仏教
2 新仏教と都市鎌倉
3 都市鎌倉の経済

第二部 寺社の都・奈良と中世非人

はじめに

第一章 中世都市奈良の四境に建つ律寺
1 白毫律寺
2 眉間寺(廃寺)
3 大安寺
4 般若寺
5 律僧という機能――穢れを乗り越える論理

第二章 中世の非人とは何か
1 中世前期の非人(宿非人)の「職能」
2 中世後期の非人の構成と職能

第三章 非人統轄――非人はどのように管理されたのか
1 非人の統轄
2 中世非人統轄の特質
3 叡尊教団による非人統轄
4 絵図に見る非人統轄
5 非人にとっての中世後期という時代

終章

あとがき
文庫版あとがき
索引

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