採用情報 - 2024.06.01
〈業〉とは何か 【筑摩選書137】
行為と道徳の仏教思想史
序章 本書を読む前提
一 本書の視点と概要
二 インド仏教の歴史と典籍
第一章 インド宗教における業思想
一 ブッダ以前
二 ブッダ在世当時
第二章 伝統仏教の業思想―総論
一 業思想の原則
二 業思想の背景
三 業思想の変遷―アングリマーラ説話の検討
第三章 伝統仏教の業思想―各論
一 A群(どのような業を)
二 B群(身体のどの部位を使って行い)
三 C群(その結果どうなるのか)
第四章 ブッダと業
一 仏と法との関係
二 ジャータカに登場するブッダ
三 アヴァダーナに登場するブッダ
第五章 大乗仏教の業思想
一 自業自得を超える空思想
二 浄土教における業の問題
三 業の社会性
第六章 業思想と現代社会
一 差別する社会
二 世襲化する社会
三 振り返らない社会
四 責任を取らない社会
五 身体性が欠如する社会
終章 仏教の業思想とは?
おわりに
引用文献ならびに主要参考文献