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高津正道の僧籍剝奪を問う

戦前に本願寺派の僧籍を剝奪された高津正道の思想と活動を辿り、高津の僧籍剝奪という事実が現代の本願寺教団に問いかけるものを探る

著者 高津正道の僧籍剝奪を問う会
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
哲学・思想
出版年月日 2024/06/25
ISBN 9784831855855
判型・ページ数 4-6・206ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 未刊・予約受付中
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治安警察法違反により本願寺派の僧籍を剝奪された高津正道。その思想と活動をたどり、高津正道の僧籍剝奪という事実が現代の本願寺教団に問いかけるものとは何かを探る。

はじめに(河野 官)

第一章 高津正道の生涯(小武正教)
はじめに/一 高津正道の生涯――社会運動・宗教改革への視点より/二 高津正道の生涯(社会運動の視点)

第二章 高津正道の僧籍剝奪(小武正教)
一 暁民共産党事件で逮捕/二 第一次日本共産党事件でソ連に亡命/三 第一次日本共産党事件で一〇カ月の禁固刑が確定/四 本願寺教団の懲戒規定/五 奪度牒(僧籍剝奪)に対する高津正道の思い

第三章 高津正道の反宗教運動(近藤俊太郎)
はじめに/一 反宗教運動の歴史的前提/二 日本反宗教同盟の活動/三 高津正道の親鸞/おわりに

第四章 高津正道の親鸞理解(小武正教)
一 高津正道の宗教への視座/二 高津正道の宗教改革への分岐点/三 高津正道の二つの親鸞像/四 高津正道の本願寺教団批判について/五 その後の高津の宗教改革への思い

第五章 国家と本願寺教団―戦争とのかかわりの面より―(野世英水)
はじめに/一 日清戦争時/二 義和団事件時/三 日露戦争時/四 シベリア出兵時/五 「満州事変」時/六 日中全面戦争時、アジア・太平洋戦争時/おわりに

第六章 私の知る高津正道
親鸞精神に生きた高津正道(河野 官)/聞き取り 高津正道さんの思い出(小森龍邦)/高津正道先生の教えと共に(渡壁正徳)

第七章 高津正道の僧籍剝奪が持つ意味―「靴の中の石」として―(小武正教)
一 真宗大谷派の高木顕明の擯斥処分の取り消し/二 本願寺教団「戦後問題検討委員会」と「僧籍剝奪」/三 高津正道の僧籍剝奪から問われてくること

おわりに(小武正教)

略年表
高津正道真宗関係資料目録

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