加藤 九祚

名前 加藤 九祚
カナ カトウ キュウゾウ

プロフィール

国立民族学博物館名誉教授、創価大学名誉教授。1922年朝鮮慶尚北道生まれ、上智大学予科入学。1944年に工兵第二連隊(仙台)入隊、満洲出征。敗戦によりシベリアに4年8ヶ月抑留された。復員後、上智大学文学部独文科卒業、平凡社に入社。上智短期大学助教授を経て、国立民族学博物館教授。1983年、「北東アジア民族学史の研究」で大阪大学学術博士。ロシア科学アカデミー名誉歴史学博士。大佛次郎賞・南方熊楠賞など受賞多数。1998年以降、ウズベキスタン共和国科学アカデミー考古学研究所と共同でクシャン時代の仏教遺跡カラテパの発掘に従事。2002年ウズベキスタン政府より「ドストリク」(友好)勲章、テルメズ市より「名誉市民」章受章。2011年、瑞宝小綬章受章。2014年より立正大学ウズベキスタン学術調査隊顧問。2016年9月、カザフスタンとウズベキスタンを取材等で往復後、テルメズでの調査活動直前に倒れ、搬送された病院で逝去。享年94才。数多くの学術書、論文を公刊した。本書に関わる主著として『中央アジア北部の仏教遺跡の研究』(奈良、シルクロード学研究センター、1997年)、『考古学が語るシルクロード史:中央アジアの文明・国家・文化』(E.V. ルトヴェラゼの著作の翻訳、平凡社、2011年)、『シルクロードの古代都市:アムダリヤ遺跡の旅』(岩波書店、2013年)などがある。
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