瀬川 清子
名前 | 瀬川 清子 |
---|---|
カナ | セガワ キヨコ |
プロフィール
1895年、秋田県鹿角郡毛馬内町(現鹿角市)生まれ。本名キヨ。東洋大学専門部倫理学東洋文学科卒業。第一東京市立中学校の教壇に立つかたわら、柳田國男に師事。山村生活調査、海村生活調査に参加し、1937年には日本民俗学講座婦人座談会(女の会)を始める。民俗学研究所、日本民俗学会などに所属し、民俗調査を重ねる。大妻女子大学教授、東京女子大学講師を務めた。1984年二月二〇日逝去。1980年「エイボン女性年度賞(教育賞)」受賞、1981年『女の民俗誌――そのけがれと神秘』(東京書籍、1980年)で第20回柳田(國男)賞受賞。著書には、『婚姻覚書』(講談社、1957年)、『女のはたらき――衣生活の歴史』(未來社、1962年)、『日本人の衣食住』(日本の民俗2、河出書房新社、1964年)、『食生活の歴史』(講談社、1968年)、『沖縄の婚姻』(岩崎美術社、1969年)、『海女』(未來社、1970年)、『アイヌの婚姻』(未來社、1972年)、などがある。