花山 信勝
名前 | 花山 信勝 |
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カナ | ハナヤマ シンショウ |
プロフィール
明治31年12月3日、宗林寺住職花山時勝師の長男として生まれる。11歳のとき父親に死別したため金沢市松ヶ枝町尋常小学校卒業と同時に、大谷光瑞師が直営をはじめた兵庫県武庫郡の武庫中学に選抜されて入学、大正4年四高にはいり、東大哲学科に在学中21歳で宗林寺住職になった。大正13年東大大学院修了後、2年間英、独、仏に留学、印度仏蹟を踏査して帰る。日大、洋大、国学院大、東京文理大、九州大、東大各講師及び教授を歴任して昭和14年東大助教授、昭和21年同教授となり、34年定年で退官。東大教授退官後、浄土真宗本願寺派門主から北米開教区開教総長に任命され約十年間滞在、この間米国の永住権を得た。著書は聖徳太子の研究を中心に日本仏教など多数にのぼる。平成7年3月没。享年96歳。