パーリ仏教を中心とした業論の研究

著者 浪花 宣明
出版社 春秋社
ジャンル 各地域仏教 > インド・チベット
出版年月日 2020/10/20
ISBN 9784393112298
判型・ページ数 4-6・332ページ
定価 本体4,200円+税
在庫 在庫あり
自己なくして業はない。自己の業が自己をつくる。では業とは何か。無我、輪廻、宿業など仏教の基本概念と大きく関わる業の思想は、あらゆる時代、宗派において論じられてきた。その複雑な業の問題を、パーリ仏教を中心に部派仏教との比較を通して、一つ一つ解明していく画期的論考。
総序 業と無我

第一編 業と存在
 第一章 思業と思已業
 第二章 三世両重の因果
 第三章 輪廻
 第四章 二十四縁説
 第五章 宿業
 第六章 業にもとづく仏教の時間論――唯有現在説と三世実有説

第二編  業果
 序
 第七章 業果の必然性
 第八章 業因業果の事実と自覚――業因業果の実在性をめぐって
 第九章 業果の体験
 第十章 業果の変化と消滅

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