話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.08.18
季刊 仏教創刊号 特集=仏を問い直す
私にとって仏とは
真継伸彦 無限の慈悲 2
松原泰道 成熟への道しるべ 4
装丁紀行 古寺をあるく 司 修 野荒しの虎 6
特集=仏を問い直す
梅原猛 河合隼雄 日本人は仏をどう受けとめてきたか 10
山折哲雄 やせほそった「仏陀」―近代仏教研究の功罪を問う 28
三枝充悳 ブッダの根本義と大乗諸仏の出現 58
高崎直道 悉有仏性・内なるホトケを求めて 69
立川武蔵 ホトケのマンダラ空間を体験する 77
秋山さと子 仏を見る 87
安永寿延 ミロク菩薩・ミトラからの変貌 102
石田慶和 阿弥陀仏・救済者としてのホトケ 112
津田真一 ビルシャナ・運命としてのホトケ 121
▲こころの医学の立場から
荻野恒一 宗教と精神病理 98
▲宗教の現在を考える
中沢新一 鎌田東二 われらのとって仏教とは 132
特別アンケート
現代仏教に何を期待するか 166
荒木美智雄 アメリカ禅仏教の問い 151
大村英昭 一つの結末―「第三次宗教ブーム」診断 159
堀沢祖門師にきく 行とは目覚めへの絶えざる努力である 171
J・M・キタガワ 日本ブディズムの考察 特別寄稿 178
W・R・ラフルール 「狂言綺語」―中世の詩歌と仏教のディレンマ 189
宗教研究の前線 河田光夫 親鸞と狩人 196