2024年10月書店売上 - 2024.11.01
世界社会の宗教的コミュニケーション
共鳴の醸成
人はそれぞれ何か唯一のものを信じている。相対性も絶対的に、多様性も一元的に主張する。唯一の神が複数存在し、そのなかで人々がうごめく世界社会。誰もが共存を欲し、しかし自己の優越性は疑わない。包摂に逆らうものは排除され、寛容に抗うものは容赦されない。共有や通底、共同の感情形成は望めなくとも、せめて共鳴は可能か。宗教が拓く世界社会のコミュニケーションを論じていく。
序 章 ポスト宗教時代の宗教 本書の前提
第Ⅰ部 宗教の機能喪失とその未来
第1章 世俗化と宗教の未来
第2章 世界の脱呪術化、近代の学問、宗教の未来
第3章 脱宗教化という宗教と宗教が拓く未来 日本のパラドクス
第Ⅱ部 宗教から語る
第4章 他の宗教に語りかけることはできるか
第5章 ルターの自由理解は文化の壁を超えられるか
第6章 日本のキリスト教に見る世俗と超越
第Ⅲ部 宗教が拓くコミュニケーション
第7章 宗教は不可欠か
第8章 宗教的コミュニケーションの社会的重要性
第9章 世界社会における人権、人間愛、そしてキリスト教
終 章 宗教的コミュニケーションの共鳴
第Ⅰ部 宗教の機能喪失とその未来
第1章 世俗化と宗教の未来
第2章 世界の脱呪術化、近代の学問、宗教の未来
第3章 脱宗教化という宗教と宗教が拓く未来 日本のパラドクス
第Ⅱ部 宗教から語る
第4章 他の宗教に語りかけることはできるか
第5章 ルターの自由理解は文化の壁を超えられるか
第6章 日本のキリスト教に見る世俗と超越
第Ⅲ部 宗教が拓くコミュニケーション
第7章 宗教は不可欠か
第8章 宗教的コミュニケーションの社会的重要性
第9章 世界社会における人権、人間愛、そしてキリスト教
終 章 宗教的コミュニケーションの共鳴