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歎異抄はじめました

親鸞聖人から届いたメッセージ

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著者	釈徹宗著大平光代著
出版社	本願寺出版社
ジャンル	日本仏教 > 真宗系
出版年月日	2018/04/10
ISBN	9784894160385
判型・ページ数	4-6・205ページ
定価	本体1,400円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

親鸞聖人の言行録や手紙、その妻・恵信尼公の手紙から見えてくるのは、人生に苦悩する等身大の人間像。宗教学者・釈徹宗氏と弁護士・大平光代氏が、その内実に迫って語り合う対談本。若者たちを交え、『歎異抄』から現代社会の悩みを掘り下げる討論会も収録。

はじめに

第一章　釈徹宗と大平光代の『歎異抄』
　『歎異抄』に助けられ生きてきた
　「立ち位置」を変えるとラクになる
　第二条―ただただシンプルな姿勢
　第七条―身も心もまかせきる「強さ」
　第三条―悪人こそ救われる
　第九条―帰る場所があるからこそ
　唯円さんって、すごいセンス！
　第十三条―思い通りにならないからこそ
　後序―そらごと、たわごと
　ネットではなく現実を生きる力を

第二章　若い世代の悩みと歎異抄
　歎異抄の魅力は
　家の宗教、自分の宗教
　「幻聴さん」がやってくる
　ネット社会を生きる
　若者の貧困について
　親子ならではの葛藤
　夫婦ってなに？
　バリアをはずそう
　「自分ものさし」から「仏ものさし」へ

第三章　世俗を生きた人間親鸞―ご消息にみる晩年のお姿―
　息子善鸞を義絶
　「玉日」は実在人物か
　苦悩を経て精力的に著作
　蓮位による代筆の書状
　法友の客死に涙
　家族をもつことによる苦悩
　往生間違いなし―恵信尼さまの手紙
　六角堂の夢克
　恵信尼さまの夢
　孫の生活に思い悩む
　先人が歩んだこの道を行く