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公武権力の変容と仏教界【中世の人物　京・鎌倉の時代編3】

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著者	平雅行編
出版社	清文堂出版
ジャンル	日本仏教 > 日本仏教総論
出版年月日	2014/07/01
ISBN	9784792409968
判型・ページ数	A5・391ページ
定価	本体4,500円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

紅旗征戎吾が事に非ず。新時代の陣痛のなかで悪戦苦闘した人々の内面に迫る。後鳥羽院政から承久の乱、そして乱後の公武関係の再構築、およびそれが破綻した宝治合戦までの時代に生きた特徴的な人物をとりあげ、それを通して時代の特質を考察する。

公武権力の変容と仏教界・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平雅行　　　　　　　　　
　Ｉ　承久の乱と朝廷
後鳥羽院ー万能の君の陥穽・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・美川圭
九条道家ー院政を布いた大殿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・井上幸治
西園寺公経ー当世の重臣、比肩すべき人無し、諸事思うが如き人なり・・・・・山岡瞳
藤原秀康ー鎌倉前期の京武者と承久の乱・・・・・・・・・・・・・・・・・・長村祥知
藤原定家ー歌の切り棄て「かた腹いたや」・・・・・・・・・・・・・・・・・谷昇
コラム1　動揺する仁和寺御室・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・金正文

　Ⅱ　執権政治をめぐる群像
源実朝ー青年将軍の光と影・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・坂井孝一
北条政子ー朦朧の御台所・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・黒嶋敏
北条義時ー義時朝臣天下を扞呑す・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・田辺旬
北条泰時ー東西文化を融合させた宰相・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菊池紳一
北条時房と重時ー六波羅探題から連署へ・・・・・・・・・・・・・・・・・・久保田和彦
九条頼経・頼嗣－棟梁にして棟梁にあらざる摂家将軍の蹉跌・・・・・・・・・岩田慎平
竹御所と石山尼ー「家」をつないだ女性たち・・・・・・・・・・・・・・・・小野翠
三浦義村ー八難六奇の謀略、不可思議の者・・・・・・・・・・・・・・・・・真鍋淳哉
大江広元と三善康信(善信)ー京・鎌倉をむすぶ文士のつながり・・・・・・・・佐藤雄基
宇都宮頼綱ー京都で活動した東国武士・・・・・・・・・・・・・・・・・・・野口実
コラム2　鎌倉幕府と陰陽師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・赤澤春彦

　Ⅲ　顕密仏教と禅律僧
慈円ー法壇の猛将・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・菊池大樹
聖覚ーエリート学僧の挫折・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・平雅行
定豪ー鎌倉幕府の政僧・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・海老名尚
円爾ー公武の帰依と南宋文化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・原田正俊
叡尊ー宗教的「平和」運動と鎌倉下向・・・・・・・・・・・・・・・・・・・細川諒一
コラム3　東大寺宗性ー学僧多忙・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・横内裕人

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