国旗、国歌、日本を考える 中川村の暮らしから

著者 曽我 逸郎
出版社 トランスビュー
ジャンル 文学・随筆
出版年月日 2014/05/01
ISBN 9784798701486
判型・ページ数 B6・222ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 お取り寄せ
国旗や国歌は強制されるべきではない。空気に流されず、自分の頭で考えるために、今最も重要なこととは――。長野県中川村の村長が、精神の自由と真の愛国心について、また原発の再稼働問題やTPPの真相、などを説く。『誇れる国』への第一歩がここに!
はじめに――100年後を生きる皆さんへ

第一章 国旗と愛国

国旗がわれわれに問いかけるもの――国分寺講演
発端は村議会での質問だった
この国に本当に誇りが持てるか
国旗とこの国の姿


第二章 戦争、歴史認識、そして憲法九条

誰が兵士を殺したか――中川村戦没者・戦争犠牲者追悼式辞
遺族会からの抗議文に答えて
戦争とは1%の人たちが99%の人たちの命を利用することである
3・11と戦争
平和ボケはどっち?
故郷の戦争責任
国家と神道――伊勢神宮式年遷宮お白石持ち行事に参加して
国体護持と愛国
真の「積極的平和」とは?
「抑止力」にすがる弱さを克服する
共同体と犠牲――高橋哲哉氏の講演を聴いて
「朝鮮人強制労働被害者補償」をめぐって


第三章 脱原発という生き方

脱原発で住みたいまちをつくる
脱原発運動が日本人を変える
原発再稼働を受けて
原発災害はわれわれの暮らし方を問い直す
浜岡原発に関する懸念
原発は道徳的に許されない


第四章 中川村で考えること

地方自治体の危機
3・11が突きつけるもの
国政の劣化
TPPと原発
オリンピックより優先すべきもの
新たな思い
人生の長さを好きに伸ばすことはできないが、人生の広さと深さは、自分で広くも深くもできる――中川村中学校卒業式祝辞

あとがき

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