重版情報(2020年4月~) - 2026.04.21
増補 女人禁制の人類学
相撲・穢れ・ジェンダー
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土俵の女人禁制は伝統なのか。初の女性総理誕生で再び話題になった土俵の女人禁制を再論して増補。賛成か反対か、伝統か差別かの二者択一を乗り越えて、開かれた対話と議論を促す書。文化人類学の立場から総合的に考察する。
第一章 相撲と女人禁制
1 問題提起
2 大相撲の舞鶴巡業で起きた出来事
3 主役はマスコミ
4 土俵の女人禁制の意識化
5 土俵祭
6 土俵の祭神の変化
7 表彰式
8 神送り
9 表彰式の再検討
10 國技館の開館
11 土俵と土俵祭の起源
12 大相撲の伝統と近代①―國技館以前
13 大相撲の伝統と近代②―國技館以後
14 大相撲とナショナリズム―伝統の再構築
15 大相撲の伝統とは何か
16 伝統の行方
表1-1 現代の相撲の女人禁制関連の出来事
表1-2 近世・近代の相撲に関する出来事
第二章 穢れと女人禁制
1 女人禁制への視点
2 堂舎の結界
3 山の境界と開山伝承
4 山林修行・山林寺院・山岳寺院
5 「山の境界」をめぐる女性の伝承
6 境界をめぐる女性性
7 女性の穢れの時代的変化①―山岳登拝の規制
8 女性の穢れの時代的変化②―規定の精緻化
9 女性の穢れの時代的変化③―仏教の影響
10 女性の穢れの時代的変化④―疫病と王権
11 女性の穢れの時代的変化⑤―室町時代以降
12 女性の穢れの時代的変化⑥―江戸時代以降
13 修験道と女人禁制・女人結界
14 近代の諸問題
15 結界と禁制、忌避と排除
16 彦山の中世
17 伯耆大山の中世
18 一般論への展開
19 機能論と構造論を越えて
20 海外との比較①―スリランカ
21 海外との比較②―南アジアと東南アジア
22 穢れ研究の可能性
第三章 山岳信仰とジェンダー
1 ジェンダーの視点
2 女人禁制・女人結界の概観
3 女人結界の解禁
4 女人結界の解禁とその後
5 歴史の中の女人禁制①―史料の再検討
6 歴史の中の女人禁制②―伝承の再検討
7 習俗としての女人禁制①―恒常的規制と一時的規制
8 習俗としての女人禁制②―拡大と適用
9 習俗としての女人禁制③―海外の事例
10 社会運動の中の女人禁制
11 差別としての女人禁制
12 フェミニズムと山岳信仰
13 大峯山の女人禁制
①神仏分離以後の変動
②仏教寺院への復帰と再編成
③洞川の歴史
④洞川の近代
⑤女人結界の変動
⑥観光化と村の変化
⑦「宗教的伝統」か習俗か
⑧近代化の中の女人禁制
⑨国立公園と女人禁制
⑩大きな転機の到来
⑪アメリカ人女性の登山
⑫戦後の強行登山
⑬龍泉寺の女人禁制の解禁
⑭女人禁制・女人結界を維持する理由
⑮女性による新たな動き
⑯女人結界の解禁への外部の働き掛け
⑰女人結界の解禁に向けての協議と挫折
⑱女人結界の解禁の議論を読み解く
⑲世界遺産を巡る諸問題
⑳信仰から伝統へ
21維持派と開放派
22当事者の立場と意見
23相撲の女人禁制と大峯山
24遺産化と資源化
14 女人禁制の行方とジェンダー
表3-1 近代女人禁制関係年表(大峯山を主とする)
表3-2 女人結界の解禁をめぐる三本山と護持院の協議
第四章 土俵の女人禁制
1 女人禁制の現代
2 女性首相の就任と「土俵の女人禁制」
3 「土俵の女人禁制」を問い直す
4 「土俵の女人禁制」を維持する理由
5 相撲は神事か
6 相撲の「伝統」とは何か
7 神聖な戦いの場、鍛錬の場
8 土俵の神聖性について
9 「土俵の女人禁制」の行方
10 「大峯山の女人禁制」再論
11 女人結界と女人禁制
12 女人禁制論の課題
参考文献
図版クレジット
あとがき
増補版 あとがき
索引
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