女人禁制 【人権ブックレット21】

伝統と信仰

著者 和歌山人権研究所
出版社 阿吽社
ジャンル 歴史・資料 > 歴史
シリーズ 人権ブックレット
出版年月日 2020/07/14
ISBN 9784907244408
判型・ページ数 A5・128ページ
定価 本体800円+税
在庫 在庫あり
現代においても女人禁制の課題は残されている。 いまだに女人禁制の制度が残されているのが大相撲と宗教的聖域(大峯山等)である。 本書は、宗教的に女人禁制の地であった高野山の女人禁制の歴史と、大相撲における実態を論じたものである。
「金剛峯寺日並記」にみる女人禁制
 1 女人禁制の方法
 2 高野山の女人堂
 3 結界を越えた女性たち

高野山の女人禁制について
 1 空海による高野山の結界
 2 高野山は異界の山中他界
 3 空海による結界の範囲の縮小
 4 丹生明神と高野山の僧侶
 5 高野山の禁忌“タブー”と恐れ
 6 「恐れ」を超える大師信仰
 7 女人禁制全廃までの経緯

大相撲の女人禁制・考
 1 過去にも土俵の「女人禁制」に関わるできごとがあった
 2 疑問だらけの日本相撲協会理事長談話
 3 大相撲の「女人禁制」
 4 「女性差別」を認めようとしない日本相撲協会は、憲法、法令違反

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