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男尊女卑

法の歴史と今後

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著者	成清弘和著
出版社	明石書店
ジャンル	歴史・資料 > 歴史
出版年月日	2021/06/25
ISBN	9784750352176
判型・ページ数	4-6・198ページ
定価	本体2,400円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

「男尊女卑」は、日本の歴史のなかで連綿とつづき、日本文化に根差していた「伝統」だったといえるのか？
「律令」「御成敗式目」「武家諸法度」「明治民法」「現行民法」など、古代・中世・近世・近現代の法を比較・検討し、男尊女卑の実体に迫り、今後を考える。

序章　「男尊女卑」の歴史的変化概観

第一章　古代の男女関係――男尊女卑的ではなかった
　第一節　中国（唐）令と大宝・養老令
　第二節　中国（唐）令と養老令（大宝令）のルール
　第三節　古代日本と近代以前の中国との親族組織の相違
　第四節　西洋社会（古代ローマ法とゲルマン法）のルール

第二章　中・近世の男女関係――男尊女卑に向けて
　第一節　古代から中世へ
　第二節　中世武家法のルール――男尊女卑へ
　第三節　中世から近世へ
　第四節　近世武家法のルール――男尊女卑の完成

第三章　近・現代の男女関係――男尊女卑から男女平等へ
　第一節　明治民法のルール――男尊女卑の強化
　第二節　現行民法のルール――建前は男女平等に
　第三節　近・現代の西洋諸国のルール

終章　まとめと今後の展望――真の男女平等へ
　第一節　まとめ
　第二節　今後の展望――クオータ制の導入