仏教における女性差別を考える

親鸞とジェンダー

著者 源 淳子
出版社 あけび書房
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2020/02/14
ISBN 9784871541763
判型・ページ数 4-6・173ページ
定価 本体1,500円+税
在庫 絶版
寺に生まれ、仏教研究者、そしてジェンダー研究者である筆者。
人間親鸞をこよなく敬愛するがゆえに、宗教的自立を探究するがゆえに、親鸞における、そして仏教界における女性差別を鋭く問いただす。
日本人の女性差別観の根本を明らかにする画期的な一冊。
第1章 東本願寺ギャラリー展での女性差別問題
 ① 経緯
 ②「大谷派の女性差別を考えるおんなたちの会」シンポジウム
 ③ 真宗女性のつながり

第2章 わたしのターニングポイント ―フェミニズムとの出逢い
 ① 専業主婦
 ② フェミニズムとの出逢い
 ③「女人五障」
 ④「変成男子」

第3章 ジェンダーの視点で学んだわたしの課題
 ① 家制度
 ② 檀家制度下における業論

第4章 「女人禁制」
 ① 穢れ
 ②「女人五障」も「女人禁制」

第5章 親鸞思想とわたし
 ① 親鸞との出逢い
 ② 世俗と仏法

第6章 宗教的自立
 ① 宗教的自立を阻むもの
 ② 宗教的自立とは

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