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歎異抄に聴く　本願の生活者

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著者	神戸和麿著
出版社	東本願寺出版
ジャンル	日本仏教 > 真宗系
出版年月日	2013/07/05
ISBN	9784834104653
判型・ページ数	B6・423ページ
定価	本体1,800円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

1990年から1994年まで月刊『同朋』誌で連載された「歎異抄講座」から、『歎異抄』前序・中序・後序・流罪記録、そして師訓篇と呼ばれる第1章から第10章までを解説。著者自らの生活から生まれる「現代」という時代の視点で、『歎異抄』が問いかける様々な問題を論じる。原文の口語訳・語註付。

真宗の僧伽を求めて　「歎異」の信仰批判
南無阿弥陀仏の共同体　真宗の僧伽形成
さいわいに念仏しながら　報土と辺地
如来よりたまわりたる信心　法然の仏教運動
他力の信心　真実権仮
聖人のつねのおおせ　願に生きよ
大切の証文　『血脈文集』
流罪記録の添え文　反律令の仏教者
女人成仏
自信教人信　寛喜三年の飢饉
あゆみを遼遠の洛陽に　仏道の相続
心を当来の報土に　真仮批判
第一章　弥陀の誓願不思議　礼拝門
　　　　弥陀の誓願不思議　法蔵菩薩
第二章　名号の開く世界
第三章　悪人成仏　真実報土の往生
第四章　浄土の慈悲
第五章　父母孝養のため　如来回向
第六章　弟子一人ももたずそうろう　御同朋・御同行
第七章　無碍の一道
第八章　ひとえに他力にして　行者のためには非行非善なり
第九章　他力の悲願
第十章　弥陀仏の御ちかい　武義をもって義とす