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関白九条兼実をめぐる女性たち【歴史を知り、親鸞を知る5】

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著者	今井雅晴著
出版社	自照社出版
ジャンル	日本仏教 > 真宗系
出版年月日	2012/05/01
ISBN	9784903858746
判型・ページ数	B6・98ページ
定価	本体800円＋税
在庫	品切れ・重版未定

この本の内容

親鸞聖人と妻恵信尼さまがどのような環境の中で生まれ育ったのかを明らかにする。

はじめに
三善家・日野家と九条家
　無数の競争相手がいる貴族社会
　三善と九条家
　日野家と九条家
九条兼実
　政界での活躍
　兼実の家族
　兼実の浄土信仰
実母　加賀
　兼実の兄姉たち
　加賀の立場　家の女房
　加賀への夫と息子の思い
　兼実の正統意識
嫡母　藤原宗子
　出身と子どもたち
　夫の子どもたち
　兼実に好意を抱く
　宗子の没
養母　藤原聖子
　摂関家のただ一人の正嫡
　大荘園群を継承する
　兼実を養子にする
　良通を養子にし、大荘園群を譲る
　兼実、聖子の後見人となる
　聖子の没
乳母　御匣殿
　乳母とは
　上級貴族出身で有力者の御匣殿
　中級貴族と結婚
　兼実の乳母となる
　御匣殿の没と兼実の思い
妻　　藤原兼子
　兼実の幼なじみ
　兼実の正妻として
　長男の良通を失う
　兼子、夫に先立って亡くなる
息子　良通の妻　帥
　帥の出身
　異例の結婚
　兼実に大切に扱われる
　良通の頓死
　良通の菩提を弔う人生
娘　　九条任子
　九条家の希望の星
　後鳥羽天皇の中宮となる
　皇子を生めず
　内裏を追い出される
　門院号を与えられる
　任子の出家
　任子の没
孫　　昇子内親王
　後鳥羽天皇の第一子
　後鳥羽天皇にかわいがられる
　内親王の生活
　昇子の早世
おわりに
あとがき