懺悔道としての哲学 【岩波文庫 青694-2】

田辺元哲学選Ⅱ

著者 藤田 正勝
出版社 岩波書店
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
シリーズ 岩波文庫 青
出版年月日 2010/10/15
ISBN 9784003369425
判型・ページ数 文庫・518ページ
定価 本体1,200円+税
在庫 品切れ・重版未定
戦争中に自らの哲学の無力を通観した著者は、同一性の立場にとどまる哲学を否定、「哲学ならぬ哲学」を追求する。その思索は、Metanoetik-理性の哲学を超えるもの-としての「懺悔道」の哲学として結実する。(前書より)
凡例

懺悔道-Metanoetik-
懺悔道としての哲学
 序
 第一章 懺悔道の哲学的意義
 第二章 懺悔道の論理としての絶対批判
 第三章 絶対批判と歴史性との聯関
 第四章 懺悔道と自由論との比較
 第五章 懺悔道の絶対媒介性
 第六章 親鸞の三願転入説と懺悔道の絶対還相観
 第七章 親鸞の『教行信証』三心釈における懺悔道
 第八章 懺悔道の展望としての宗教的社会観
『懺悔道としての哲学』梗概
『実存と愛と実践』序

注解
解説 (藤田正勝)
人名索引

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