日本宗教史 【岩波新書 新赤版1003】

著者 末木 文美士
出版社 岩波書店
ジャンル 民俗・信仰
シリーズ 岩波新書 新赤版
出版年月日 2006/04/20
ISBN 9784004310037
判型・ページ数 新書・252ページ
定価 本体800円+税
在庫 お取り寄せ
『記・紀』にみる神々の記述には仏教が影を落とし、中世には神仏習合から独特な神話が生まれる。近世におけるキリスト教との出会い、国家と個の葛藤する近代を経て、現代新宗教の出現に至るまでを、精神の<古層>が形成され、「発見」されるダイナミックな過程としてとらえ、世俗倫理、権力との関係をも視野に入れた、大胆な通史の試み。(前書より)
はじめに 日本宗教史をどう見るか

Ⅰ 仏教の浸透と神々[古代]
  一 神々の世界
  二 神と仏
  三 複合的信仰の進展
Ⅱ 神仏論の展開[中世]
  四 鎌倉仏教の世界
  五 神仏と中世の精神
  六 原理を求めて
Ⅲ 世俗と宗教[近世]
  七 キリシタンと権力者崇拝
  八 世俗の中の宗教
  九 神道とナショナリズム
Ⅳ 近代化と宗教[近代]
  十 国家神道と諸宗教
  十一 宗教と社会
  十二 日本宗教の現在

主要参考文献
あとがき
索引

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