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源信【ミネルヴァ日本評伝選】

往生極楽の教行は濁世末代の目足

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著者	小原仁著
出版社	ミネルヴァ書房
ジャンル	日本仏教 > 諸派
シリーズ	ミネルヴァ日本評伝選
出版年月日	2006/03/10
ISBN	9784623045945
判型・ページ数	B6・336ページ
定価	本体3,000円＋税
在庫	お取り寄せ

この本の内容

『往生要集』を縁として、あらゆる人々に極楽往生の方法を示した源信は、その成果を中国仏教界にも問うた。比叡山横川の地で脚下の現実を見据えながら、遠く海外に発信を試みた、意欲的で真摯な宗教家の足跡を辿る。

はしがき

第一章　源信の伝記
　1　師よいずこへ
　2　源信の伝と作者
第二章　申し子誕生
　1　母と姉妹
　2　二上山の落日
　3　小暗鏡を磨け
第三章　学窓の日々
　1　延暦寺の経蔵
　2　抜群の智弁
　３　母の力
第四章　極楽へのいざない
　1　往生志向の潮流
　2　勧学会と源信
第五章　往生極楽の教と行
　1　『往生要集』への道
　2　『往生要集』の世界
　3　『往生要集』の実践
　4　聖衆来迎の願望
　5　『往生要集』の影響　
第六章　大陸仏教へのまなざし
　1　海を渡る『往生要集』
　2　日本仏教交流と源信
第七章　叡山の指南
　1　横川の指導と経営
　2　たゆまぬ勉学
第八章　棺を蓋うて事定まる
　1　晩年の始末
　2　源信の面影

参考文献
あとがき
源信年譜
事項索引
人名・神仏索引