壊れる男たち 【岩波新書 新赤版996】

セクハラはなぜ繰り返されるのか

著者 金子 雅臣
出版社 岩波書店
ジャンル 文学・随筆
シリーズ 岩波新書 新赤版
出版年月日 2006/02/21
ISBN 9784004309963
判型・ページ数 新書・236ページ
定価 本体740円+税
在庫 お取り寄せ
「合意だったはず」「自然のなりゆきで」―告発されて「加害者」なった男性たちは、事態を理解できず、相変わらずの言い訳を口にすると茫然と立ち尽くす。彼らはなぜ自らの加害性に無自覚なのだろうか。相談現場で接した多くの当事者の声を通して、「セクハラをする男たち」の意識のありようを探るノンフィクション。(前書より)
はじめに

第1章 「女性相談窓口」に現れる男たち
   1 男たちが「女性相談窓口」に
   2 労働相談にも"男性問題”
   3 「こころの相談」にみる男たちの崩壊
   4 セクハラで男たちが問われる
   5 “男性問題”とは何か
第2章 男たちのエクスキューズ―「魔が差した」というウソ
   1 訴えられるはずがない
   2 「大人の女」にかける願望
   3 都合のいい女たち
   4 離婚した女性ぬ向けられる視線
第3章 引き裂かれた性
   1 妻には知られたくない
   2 夫の見せた別の顔
   3 妻にはない性を求めて
第4章 男が壊れる
   1 セクハラを“する男”と“しない男”
   2 暴走のスプリングボード

あとがき

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