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大学・公共図書館の皆様へ 機関用電子書籍の御案内 - 2025.10.24
陰陽師の原像
民衆文化の辺界を歩く
安倍清明ブームの中、陰陽師は呪術を操る英雄として描かれている。しかしその実像は違う。各地を遍歴しながら卜占・祈祷・修祓・呪禁などの民間信仰を担い、猿楽や曲舞などの余興を演じた。出自は鉢叩き・茶筅・院内・夙・宿などと称された雑種賤民が多い。本書では民衆の中に生きた陰陽師の姿を歴史的に明らかにする。
第一章 安倍清明ブームをめぐって
第二章 陰陽師と渡来系文化
第三章 聖神社と「しのだづま」伝説
第四章 柳田國男の「特殊民」研究
第五章 「道々の者」と陰陽道
第六章 中世猿楽と陰陽道
第七章 近世「役者村」の起源
あとがき
第二章 陰陽師と渡来系文化
第三章 聖神社と「しのだづま」伝説
第四章 柳田國男の「特殊民」研究
第五章 「道々の者」と陰陽道
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第七章 近世「役者村」の起源
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