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唐招提寺第二十八世凝然大徳御忌記念 凝然教学の形成と展開

華厳・律を中心に多岐にわたる著述を残した凝然。その多彩な著作活動を検討し、凝然教学の全体像を仏教学・歴史学の観点から解明。

著者 一般財団法人 律宗戒学院
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 仏教哲学・思想
出版年月日 2021/03/28
ISBN 9784831862426
判型・ページ数 B5・462ページ
定価 本体10,000円+税
在庫 在庫あり
華厳・律を中心に浄土教・密教や声明など、多岐にわたる著述を残した凝然。その多面的な著作活動を検討し、凝然の思想・教学の全体像を広く東アジア仏教のなかに位置づけるべく、仏教学・歴史学の観点から明らかにする。
西山明彦「序」
第一部 凝然の教学とその周辺
藤丸 要「凝然の生涯と学問」
大谷由香「凝然の華厳学と律宗」
中西俊英「「初発心時便成正覚」の思想史的考察―凝然の解釈の位置づけをめざして― 」
佐藤 厚「凝然と均如の『五教章』註釈の比較」
前川健一「明恵と凝然―思想体系比較のための試論―」
小野嶋祥雄「鎌倉時代における三論宗の位置―凝然の三論宗理解を通じて―」
佐竹真城「伝凝然撰『往生註論義』について―付『往生論註義』翻刻―」
石井公成「凝然の聖徳太子信仰と三経義疏研究」
苫米地誠一「凝然撰『円照上人行状』に見られる真言宗僧円照 」
横内裕人「中世東大寺律儀復興史小考―戒壇院と別所系律院―」

第二部 唐招提寺・東大寺戒壇院における教学・儀礼の展開
追塩千尋「禅爾の宗教活動について―戒壇院流「教団」形成の課題―」
高田 悠「戒壇院およびその関連寺院における談義の様相」
鈴木雄太「「華厳の果分」と「密蔵の本分」―中世日本諸師の「果分不可説」解釈をめぐって―」
野呂 靖「東大寺戒壇院における華厳談義の形成―盛誉『華厳手鏡』の成立とその周辺―」
西谷 功「唐招提寺蔵『南山北義見聞私記』をめぐる諸問題―附・翻刻―」

編集後記
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