鑑真と唐招提寺の研究

著者 眞田 尊光
出版社 吉川弘文館
ジャンル 日本仏教 > 奈良仏教系
出版年月日 2021/03/10
ISBN 9784642046602
判型・ページ数 A5・272ページ
定価 本体11,000円+税
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日本に戒律を伝えるため、幾多の困難をのり越えて唐より渡来した鑑真と弟子たち。
彼らが造立した唐招提寺伝存の木彫像や金堂三像の意義・目的、弟子たちの活動の様相などを『唐大和上東征伝』をはじめ関連史料から検討する。
渡来後の鑑真一行の活動や唐招提寺について基礎的な事実を究明し、鑑真がもたらした授戒と美術の様相に迫る貴重な研究。
序章

第一部 唐招提寺木彫像と鑑真の将来仏像
 第一章 東大寺戒壇院と唐招提寺の創建
 第二章 伝衆宝王菩薩立像・伝獅子吼菩薩立像の原所在と造立意図
 第三章 鑑真一行の薬師信仰と唐招提寺伝薬師如来立像
 第四章 鑑真の千手観音信仰とその余波
 第五章 鑑真一行と大安寺伝馬頭観音立像

第二部 唐招提寺戒壇と金堂三尊像
 第一章 唐招提寺戒壇の造営と金堂盧舎那仏坐像の造立
 第二章 金堂の建立と三尊像の制作年代及び背景
 第三章 金堂建立後の唐招提寺

第三部 鑑真の系譜とその活動
 第一章 鑑真とともに来日した弟子の活動
 第二章 古代の東大寺戒壇院戒和上の相承
 第三章 弘法大師空海と唐招提寺

終章

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