如来何故に内観するや

曽我量深の根本思想を探る

著者 那須 信孝
出版社 方丈堂出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2021/07/10
ISBN 9784892312229
判型・ページ数 4-6・122ページ
定価 本体1,400円+税
在庫 在庫あり
『如来何故に内観するや』という題によって、如来の限りない深厚な内観の御苦労を推求していく。
それは、言うまでもなく唯識思想に基づくのであり、他力浄土教の法蔵菩薩が大乗仏教の唯識の阿頼耶識の思想とどのように関係するのか、曽我独自の唯識観を論じ、そこから法蔵菩薩への展開を明らかにしていく。
第一章 識の転変について
第二章 阿頼耶識と現象意識との境界
第三章 阿頼耶識と法蔵菩薩の本願
第四章 三性説
第五章 本願の内観
第六章 法蔵菩薩の三心
第七章 無限の観念である名号
第八章 如来の限りない内観
結論

付記
 曽我量深の誓願と自戒
 曽我量深先生を偲ぶ

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