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迫害された宗教的マイノリティの歴史

隠れユダヤ教徒と隠れキリシタン

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著者	濱田信夫著
出版社	芙蓉書房出版
ジャンル	哲学・思想 > 宗教総論歴史・資料
出版年月日	2022/12/22
ISBN	9784829508510
判型・ページ数	4-6・255ページ
定価	本体2,400円＋税
在庫	在庫あり

この本の内容

隠れユダヤ教徒「マラーノ」と日本の隠れキリシタン。
東西二つの「隠れ」信徒集団の発生とその後の歴史をトレースし固有性（異質性）と共通性（同質性）までを明らかにする。

序章　なぜ、東西二つの「隠れ」信徒集団なのか

第１部　反ユダヤ主義と隠れユダヤ教徒―「マラーノ」の発生から四散に至る変容過程
　第１章　反ユダヤ主義の構図
　第２章　隠れユダヤ教徒「マラーノ」の発生
　第３章　異端審問の開設とユダヤ教徒追放令
　第４章　自由の国を求めて―マラーノの拡散

第２部　隠れキリシタンの系譜―「宣教時代」から「迫害・潜伏時代」への変容過程
　第５章　日本における宣教と禁教・潜伏
　第６章　布教・発展から規制へ
　第７章　徳川政権と反キリシタン政策
　第８章　「隠れ」から「崩れ」へ

第３部　二つの「隠れ」信徒集団の固有性と共通性―隠れユダヤ教徒、隠れキリシタンの比較を通して
　第９章　マイノリティ性と「隠れ」（クリプト）の構造
　第10章　「隠れ」信徒集団をめぐる政治と宗教