怖い仏像

著者 地人館
帆足 てるたか 写真
出版社 Gakken
ジャンル 美術
出版年月日 2024/01/04
ISBN 9784054069718
判型・ページ数 A5・175ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
明王、閻魔大王、金剛力士、四天王、十二神将……
忿怒の相でにらむ、見るからに怖い仏像から、その多くは怖くないのに例外的に怖い仏像、見た目は怖くなくてもルーツや造立された経緯など存在自体が怖い仏像まで。
日本各地の「怖い仏像のひみつ」を豊富なビジュアルと詳細な解説文で紐解き、怖さの中に秘められた慈悲の心を知る1冊。
●怖い仏像の物語
 1「人々を救う降魔の本尊」金剛蔵王大権現像(金峯山寺)
 2「激しく怒る快慶の二神像」執金剛神像と深沙大将像(金剛院)
 3「頭上に牛を載せた神像」牛頭天王像(朱智神社)
 4「荒行の鬼気迫る女神像」鬼子母神像(遠壽院)
 5「死者を裁く冥土の大王」閻魔大王像(円応寺)
 他

●怖い仏像PART1 明王
 ・忿怒の相で人々を救済する明王像
 ・密教の祈?に応じて造られた忿怒尊
 ・日本で見られる主な明王像
 ・明王像の特徴
 01 不動明王
 02 大威徳明王
 03 降三世明王
 04 軍荼利明王
 05 金剛夜叉明王
 06 愛染明王

●怖い仏像PART2 守護神
 ・インドの神が仏教に帰依し守護神に
 ・悟りを象徴する蓮華座に乗らない
 ・日本で見られる主な守護神像
 ・守護神なのに怒っていない像
 01 金剛力士
 02 四天王
 03 毘沙門天
 04 兜跋毘沙門天
 05 十二神将

●至宝の仏像
 蔵王権現像(如意輪寺)
 閻魔大王像(宝積寺)
 烏蒭沙摩明王像(可睡斎)
 薬師如来像(新薬師寺)
 釈迦如来像(飛鳥寺)

○「微笑みの仏」円空仏
○「煩悩と戦う怒りの観音像」馬頭観音像
○「断食で痩せ細った仏様」釈迦苦行像
○「鬼の姿をした邪念降伏の仏」鬼大師像

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