話題の本【書評】(2024年9月~) - 2025.08.18
「信教の自由」の思想史【筑摩選書0287】
明治維新から旧統一教会問題まで
第一章 西洋宗教との出会い――島地黙雷らとロニーの対話から
第二章 仏教のみを「公認教」とすべきか――第一次宗教法案をめぐる論争
第三章 政府の監督権をどこまで認めるか――第二次宗教法案と知識人・宗教者たち
第四章 「信教の自由」は言論・集会・結社の自由を含むか――第一次宗教団体法案と憲法論議
第五章 「非常時」における宗教統制をめぐって――第二次宗教団体法案と翼賛体制の構築
第六章 自由・自治・自主の実現に向けて――宗教法人令・宗教法人法への転換
第七章 オウム真理教と創価学会をめぐる攻防――宗教法人法改正の是非
終 章 「信教の自由」のために――旧統一教会問題と第三者機関設置・民主的統制