宗教の言い分

現代日本人の死生観を語る

著者 島薗 進
一条 真也
出版社 弘文堂
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
入門・お経・実用 > 生・死、福祉・医療
出版年月日 2025/06/15
ISBN 9784335161100
判型・ページ数 4-6・189ページ
定価 本体1,700円+税
在庫 在庫あり
多死社会における宗教の意味を問う!

 宗教学の重鎮・島薗進と、儀礼の重要性を世に問い続ける作家・一条真也が、宗教の過去と現在、そして未来の可能性について熱く語る。
 宗教が戦争の引き金になり、解決策すら見えない世界情勢の中、「宗教とは人類にとって何か」という疑問を抱く人も多い。では、もしこの世に宗教がなかったら、人間はどう生きるのだろうか。
 日本人の心性と思想史をひもときつつ、宗教についての根本的な問いに立ち戻ることで、宗教の意味と担うべき役割が見えてくる。
 宗教の本質をめぐるさまざまな問いからコンパッションと利他、グリーフケア、ウェルビーイングといった今日的なテーマまで、二人の泰斗が深く広く語る中から、宗教のあるべき姿が立ち現れる。
第1章 宗教の本質を語る
 もし宗教がなかったら/言葉が宗教を生んだ?/生まれ変わり/出版と宗教の関係/聖典の力/多様性の思想/全能感と「うき世」/アニミズムとアニメーション/龍信仰をめぐって/陰陽と産霊

第2章 宗教の役割を語る
 コンパッションについて/宗教者の役割/古事記・論語・般若心経/戦争を必要としているのか?/月面聖塔への想い/すべては1991年に変わった/グリーフケアのゆくえ/普遍思想をめざして/エッセンシャルワークとブルシット・ジョブ/「創価学会」と「幸福の科学」/「コンパッション」と「利他」/儒教ほど宗教らしい宗教はない/神道と儒教と仏教/グリーフの発生装置としての戦争/民族宗教と世界宗教/聖典・葬儀・宗教/寺院とセレモニーホール/グリーフケアの時代に/宗教は無力か/儀礼と儀式について

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