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宗教を問う、宗教は問う

コルモスの歴史と現代

現代社会の諸問題に対して、宗教は何をなしうるのか。宗教・宗派をこえて対話し、宗教の可能性を展く。コルモスの半世紀の足跡。

著者 氣多 雅子
島薗 進
金澤 豊
小林 敬
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2023/12/10
ISBN 9784831877741
判型・ページ数 4-6・384ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
現代社会の諸問題に対して、宗教は何をなしうるのか。諸宗教・諸宗派の垣根をこえて対話・協力し、宗教の可能性を展く。現代における宗教の役割研究会(コルモス)、半世紀にわたる活動の足跡を振り返る。
序章 コルモスのこれまでを振り返る(島薗 進)

 第1部 コルモス50年の歩み

「現代における宗教の役割研究会(コルモス)」設立の経緯と五十年のあゆみ(小林 敬)
対話の神学試論(土居真俊)
社会変動と宗教(堀 一郎)
宗教本質論からみた現代における宗教の役割(西谷啓治)
宗教社会学的にみた現代における教団のあり方(森岡清美)
一自然科学者から宗教者に望むもの(泉 美治)
宗教文化教育の現状と課題(井上順孝)
多元化する日本の宗教――国内におけるニューカマー宗教の伸張(三木 英)
コルモス過年度開催一覧表

COLUMN
コルモスの創立(宮庄哲夫)
コルモスに感謝(寶積玄承)
コルモスの肝(鈴木岩弓)
コルモス大会での発言、誰の立場・意見を反映?(スワンソン・ポール)
コルモス雑感(小田淑子)
コルモス ありがとう(西川勢二)

 第2部 コルモスの回顧と展望

コルモス研究会五十周年記念 座談会 コルモスから学んだこと(大谷光真、島薗 進、氣多雅子、櫻井治男、星野英紀、金澤 豊)
これからのコルモス――今後の社会における宗教の役割を考えながら(小原克博)
コルモスが持つ可能性について──コロナ禍以降の日本の宗教界をみながら(庭野統弘)
コルモスにおけるキリスト教関係者の貢献(三宅善信)

COLUMN
現代社会における仏教の役割(岡野正純)
「コルモス研究会」五十年の重み(山崎龍明)
対話する宗教者と研究者の集まり――コルモス創立五十周年を祝って(岡田真水)
コルモスとその現代的意義(澤井義次)
宗教協力による「地球感謝の鐘」とコルモスとのご縁(西田多戈止)
現代社会の憂鬱に効く治療法としてのコルモス研究会(金澤 豊)

写真にみるコルモス
終章 これからの課題──コルモスの目的を問い直す(氣多雅子)
あとがき(木村清孝)

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