新刊チラシ(2025年刊行分) - 2025.08.08
密教法具に学ぶ 新装版
付 読経の精神と功徳
著者 | 今井 幹雄 著 |
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出版社 | 東方出版 |
ジャンル | 日本仏教 > 真言宗系(密教含む) |
出版年月日 | 2025/08/21 |
ISBN | 9784862494696 |
判型・ページ数 | 4-6・225ページ |
定価 | 本体3,000円+税 |
在庫 | 在庫あり |
加持の法具である密教法具は、衆生(=行者)の即身成仏を助けるための如来大悲の象徴である──密教法具にこめられ
た意義と作用を、主に在家の人びとを対象に詳細に解説。併せて読経の大切さについても平明に説く。
口絵カラー一葉。
た意義と作用を、主に在家の人びとを対象に詳細に解説。併せて読経の大切さについても平明に説く。
口絵カラー一葉。
I 修法道場は荘厳された生命の世界
密教寺院は何故薄暗いか/青年修行僧の思い出/須弥壇上は
生命の種々相
宮殿──精神の具象化
餓鬼の棲家は諸々の不浄所
秘仏──絶対を象徴するもの
絶対は眼に見えない/仏の真身は見ることが出来ない/現象
は皆如来である/拝むことによって仏になる
Ⅱ 密教法具に秘められている加持の真理
加持──仏の力を戴く秘法
真言宗は加持の法門/智慧と慈悲を象徴するもの/仏の慈悲
と衆生の新人を表す/供養腹三日は仏の慈悲
脇侍──智慧と慈悲の象徴
何故に「如来の大悲」か/文殊は足に利剣を執るか/般若とは
「如」に達する智慧/魔の宮殿を崩壊させる仏智/慈悲の悲は智
慧の悲しみ/大悲とは智慧ある慈悲/ほか
大壇──金剛堅固の法域
菩薩永劫修行の道場/曼荼羅とは何か/荘厳とは拝むことである
結界──求道心が築く法域
求道心の有無を問う結界/金剛軍荼利と毘那耶伽/行者の妄念
に呼応する魔性たち
金剛橛──求道心を支えるもの
金剛橛と金剛線/五種結界が意味するもの
多宝塔──精神の尊厳の象徴
法身の舎利を納めるもの/大地こそ仏法の基盤/何故大日如来は
ア字であるか/舎利塔が意味するもの
五瓶花──生命の花を開かせるもの
水は何故に宝珠であるか/何故に宝瓶であるか/龍とは衆生の業
である/五色とは仏の慈悲を表す/ほか
輪宝──煩悩即菩提の説法
羯磨──仏凡一如の事業完成
Ⅲ 加持の法力を象徴するもの
礼盤──菩薩の台座
修法者は菩薩である
塗香──三業の垢穢を断除するもの
垢穢を浄める戒律
洒水──生命を潤すもの
慈悲の水を流出する智慧/水中の垢穢を焼尽するもの
六器──仏に捧げる六種供養
仏への供養は自らの修行
六種の供養の意味するもの
焼香の功徳─如来無碍を得る/閼伽の功徳─煩悩罪垢を洗う/
塗香の功徳─心身清浄となる/華鬘の功徳─わが身を美しくする/
飲食の功徳─心身を養う/灯明の功徳─智慧増長するもの
金剛杵──加持力の象徴
金剛盤─菩提心の象徴
五鈷杵──加持力を戴くもの
如来の大悲とは何か/仏の智慧と衆生の煩悩と/煩悩を摧破するもの
三鈷杵──三業を浄めるもの
読経とは仏となることである
独鈷杵──勇猛精進を象徴するもの
金剛鈴──人語を超える説法
付 読経の精神と功徳
死ねばお経の意味が判るか?/死者は読経を喜ぶのか?/読経の
意義は想念の浄化/写経の尊さ/僧の本義は一味和合/読経とは
聞くことである/如是我聞は帰依の表現/読経は仏道修行の基盤
菩薩・天衆に囲繞されて/読経は自受法楽である/仏法に過去の
罪報はない/顕教諸経典の特徴/説法は菩提心を聴衆とする/如
来との邂逅/『理趣経』の特異性/『理趣経』の聴衆は菩薩のみ
/加持祈祷の原点/菩薩となって読経する/六欲天の風光/誓願
によって菩薩となる/読経は即身成仏を体現する/鬼神とは何か
/現世を現出せしめる想念/庶民の悲惨を語る『秘鍵』後書/王
朝の雅の背後にあるもの/鷲峯説法の意義/回向の大事/ほか
密教寺院は何故薄暗いか/青年修行僧の思い出/須弥壇上は
生命の種々相
宮殿──精神の具象化
餓鬼の棲家は諸々の不浄所
秘仏──絶対を象徴するもの
絶対は眼に見えない/仏の真身は見ることが出来ない/現象
は皆如来である/拝むことによって仏になる
Ⅱ 密教法具に秘められている加持の真理
加持──仏の力を戴く秘法
真言宗は加持の法門/智慧と慈悲を象徴するもの/仏の慈悲
と衆生の新人を表す/供養腹三日は仏の慈悲
脇侍──智慧と慈悲の象徴
何故に「如来の大悲」か/文殊は足に利剣を執るか/般若とは
「如」に達する智慧/魔の宮殿を崩壊させる仏智/慈悲の悲は智
慧の悲しみ/大悲とは智慧ある慈悲/ほか
大壇──金剛堅固の法域
菩薩永劫修行の道場/曼荼羅とは何か/荘厳とは拝むことである
結界──求道心が築く法域
求道心の有無を問う結界/金剛軍荼利と毘那耶伽/行者の妄念
に呼応する魔性たち
金剛橛──求道心を支えるもの
金剛橛と金剛線/五種結界が意味するもの
多宝塔──精神の尊厳の象徴
法身の舎利を納めるもの/大地こそ仏法の基盤/何故大日如来は
ア字であるか/舎利塔が意味するもの
五瓶花──生命の花を開かせるもの
水は何故に宝珠であるか/何故に宝瓶であるか/龍とは衆生の業
である/五色とは仏の慈悲を表す/ほか
輪宝──煩悩即菩提の説法
羯磨──仏凡一如の事業完成
Ⅲ 加持の法力を象徴するもの
礼盤──菩薩の台座
修法者は菩薩である
塗香──三業の垢穢を断除するもの
垢穢を浄める戒律
洒水──生命を潤すもの
慈悲の水を流出する智慧/水中の垢穢を焼尽するもの
六器──仏に捧げる六種供養
仏への供養は自らの修行
六種の供養の意味するもの
焼香の功徳─如来無碍を得る/閼伽の功徳─煩悩罪垢を洗う/
塗香の功徳─心身清浄となる/華鬘の功徳─わが身を美しくする/
飲食の功徳─心身を養う/灯明の功徳─智慧増長するもの
金剛杵──加持力の象徴
金剛盤─菩提心の象徴
五鈷杵──加持力を戴くもの
如来の大悲とは何か/仏の智慧と衆生の煩悩と/煩悩を摧破するもの
三鈷杵──三業を浄めるもの
読経とは仏となることである
独鈷杵──勇猛精進を象徴するもの
金剛鈴──人語を超える説法
付 読経の精神と功徳
死ねばお経の意味が判るか?/死者は読経を喜ぶのか?/読経の
意義は想念の浄化/写経の尊さ/僧の本義は一味和合/読経とは
聞くことである/如是我聞は帰依の表現/読経は仏道修行の基盤
菩薩・天衆に囲繞されて/読経は自受法楽である/仏法に過去の
罪報はない/顕教諸経典の特徴/説法は菩提心を聴衆とする/如
来との邂逅/『理趣経』の特異性/『理趣経』の聴衆は菩薩のみ
/加持祈祷の原点/菩薩となって読経する/六欲天の風光/誓願
によって菩薩となる/読経は即身成仏を体現する/鬼神とは何か
/現世を現出せしめる想念/庶民の悲惨を語る『秘鍵』後書/王
朝の雅の背後にあるもの/鷲峯説法の意義/回向の大事/ほか