今成元昭仏教文学論纂4 平家物語研究

「前平家物語」群の生成や、『平家物語』の成立時期を、徹底的な日蓮御文の解析で問い直し、文学的世界の本質を解き明かす論考集。

著者 今成 元昭
出版社 法藏館
ジャンル 文学・随筆
シリーズ 著作集・全集 > 今成元昭仏教文学論纂
出版年月日 2015/09/30
ISBN 9784831833181
判型・ページ数 A5・458ページ
定価 本体12,000円+税
在庫 在庫あり
「前平家物語」群の生成や、『平家物語』の成立時期を、他の追随を許さぬ徹底的な日蓮御文の解析で問い直し、仏教界との交錯のなかで熟成された文学的世界の本質を解き明かす論考集。
第I部 文学的自立への水脈

物語文学と軍記物語
平家物語の成立と時代背景
平家物語と「平家」その呼称をめぐって
「前平家物語」をめぐって
日蓮の軍記物語享受をめぐって
日蓮周辺の「平家について」
平家物語とその周辺 十三世紀の展望

第Ⅱ部 思想性

平家物語の世界
平家物語の愛と無常
思想性を中心として 「今」と「愛」
平家物語と仏教
平家物語の仏教思想
平家の悪行と難波・瀬尾 とくに覚一本平家物語の構成に関連して
平家物語に見る”生”の意味

第Ⅲ部 仏教界との交錯

平家物語と宝物集の周辺 蘇武談を中心として
平家物語の物語的空間 南都。北嶺
南都北嶺
「恵亮破脳・尊意振剣」の成句をめぐって その一
「恵亮破脳・尊意振剣」の成句をめぐって その二
平家物語に流れる『法華経』のこころ 動乱の世の法華信仰
〈講演〉日蓮聖人の平家物語受用を通して布教教化のあり方を考える

第Ⅳ部 作品世界の開拓

清盛と後白河法皇 権勢者のドラマ
平重盛 幻の英雄
鬼界島・硫黄島
妙典は船乗りか
平家物語鑑賞 第十一~灌頂巻
平家物語の梗概と論評 第十 首渡~高野御幸
保元物語の疑問 百王の語意をめぐって
足利尊氏 太平記

解説 物語の生成と熟成を問う  日下 力

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