新聞掲載広告(2024年9月~) - 2024.11.19
祭祀と供犠 (単行本)
日本人の自然観・動物観
単行本
西洋の動物供犠との対比から日本の供養文化を論じ、日本人の多様な民俗と信仰を解明する。
序章 祭祀と供犠の比較文化序説
第Ⅰ部 動物供犠と日本の祭祀
1 イケニヘ祭祀の起源―供犠論の日本的展開のために
2 動物供犠の日本的形態―古代中国との連続と差異をいとぐちに
3 狩猟民俗の身体観―〈食〉と〈生命〉のアルカイスム
4 非稲作の祭祀と神饌―〈自然〉と〈聖地〉のかかわりから
第Ⅱ部 日本宗教のなかの人と動物
1 古代呪術と放生儀礼―仏教受容のアニミズム的基盤
2 祭祀のなかの神饌と放生―気多大社「鵜祭」の事例を手がかりに
3 殺生肉食論の受容と展開―とくに近世真宗教団の問題として
4 供犠の文化/供養の文化―動物殺しの罪責感を解消するシステムとして
5 動物供養と草木供養―現代日本の自然認識のありか
第Ⅲ部 柳田国男の供犠理論
1 人身御供と人身供犠―柳田国男と加藤玄智の「人身御供」論争から
2 「一目小僧」の供犠解釈―その意義と限界をめぐって
あとがき
第Ⅰ部 動物供犠と日本の祭祀
1 イケニヘ祭祀の起源―供犠論の日本的展開のために
2 動物供犠の日本的形態―古代中国との連続と差異をいとぐちに
3 狩猟民俗の身体観―〈食〉と〈生命〉のアルカイスム
4 非稲作の祭祀と神饌―〈自然〉と〈聖地〉のかかわりから
第Ⅱ部 日本宗教のなかの人と動物
1 古代呪術と放生儀礼―仏教受容のアニミズム的基盤
2 祭祀のなかの神饌と放生―気多大社「鵜祭」の事例を手がかりに
3 殺生肉食論の受容と展開―とくに近世真宗教団の問題として
4 供犠の文化/供養の文化―動物殺しの罪責感を解消するシステムとして
5 動物供養と草木供養―現代日本の自然認識のありか
第Ⅲ部 柳田国男の供犠理論
1 人身御供と人身供犠―柳田国男と加藤玄智の「人身御供」論争から
2 「一目小僧」の供犠解釈―その意義と限界をめぐって
あとがき