祭祀と供犠 (単行本)

日本人の自然観・動物観

単行本

西洋の動物供犠との対比から日本の供養文化を論じ、日本人の多様な民俗と信仰を解明する。

著者 中村 生雄
出版社 法藏館
ジャンル 民俗・信仰
出版年月日 2001/03/20
ISBN 9784831856258
判型・ページ数 A5・303ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 品切れ・重版未定
西洋の動物供犠との対比から日本の供養文化を論じ、日本人の多様な民俗と信仰を解明する。
序章 祭祀と供犠の比較文化序説

 第Ⅰ部 動物供犠と日本の祭祀

1 イケニヘ祭祀の起源―供犠論の日本的展開のために

2 動物供犠の日本的形態―古代中国との連続と差異をいとぐちに

3 狩猟民俗の身体観―〈食〉と〈生命〉のアルカイスム

4 非稲作の祭祀と神饌―〈自然〉と〈聖地〉のかかわりから

第Ⅱ部 日本宗教のなかの人と動物

1 古代呪術と放生儀礼―仏教受容のアニミズム的基盤

2 祭祀のなかの神饌と放生―気多大社「鵜祭」の事例を手がかりに

3 殺生肉食論の受容と展開―とくに近世真宗教団の問題として

4 供犠の文化/供養の文化―動物殺しの罪責感を解消するシステムとして

5 動物供養と草木供養―現代日本の自然認識のありか

第Ⅲ部 柳田国男の供犠理論

1 人身御供と人身供犠―柳田国男と加藤玄智の「人身御供」論争から

2 「一目小僧」の供犠解釈―その意義と限界をめぐって

あとがき

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