日本仏教の展開とその造形 【龍谷大学アジア仏教文化研究叢書15】

仏教は教理と造形が相互に作用して発展してきた。国内外の研究者が中世を中心に思想と美術の双方から日本仏教を考究する。

著者 道元 徹心
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
シリーズ 叢書 > 龍谷大学アジア仏教文化研究叢書
出版年月日 2020/02/28
ISBN 9784831863836
判型・ページ数 A5・400ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 在庫あり
「聖徳太子信仰とその具象」「南都北嶺の仏教と美術」「日本密教の展開とその造形」をテーマに、国内外の研究者が中世を中心に思想と美術の双方から日本仏教を考究する。
ご挨拶  (阿部龍一)
総 説  (道元徹心)

第1部 聖徳太子信仰とその具象

天皇代理者への崇拝――聖徳太子信仰と天皇制度との連関について  (吉田一彦)
鎌倉日本における戒律復興運動に関する考察――叡尊『聴聞集』を中心に  (ポール・グローナー / 亀山隆彦 訳)
Reflections on the Movement to Revive the Vinaya (kairitsu fukk? 戒律復興) in Kamakura Japan: With a focus on Eison’s 叡尊 Ch?monsh? 聴聞集  (Paul GRONER)
法隆寺東院舎利殿の美術と中世律宗  (瀬谷 愛)

第2部 南都北嶺の仏教と美術

千観撰『法華三宗相対抄』に関する諸問題  (道元徹心)
凝然教学の諸問題  (藤丸 要)
貞慶の「法然浄土教批判」の特色――魔界法滅をめぐって  (楠 淳證)
日本における阿弥陀浄土図の変遷  (北澤菜月)

第3部 日本密教の展開とその造形

宇宙の音、空、浄土への道――日本の雅楽における音楽の仏教的概念化  (ファビオ・ランベッリ / 菊川一道 訳)
Cosmic Sound, Emptiness, and the Path to the Pure Land: Buddhist Conceptualizations of Music in Japanese Gagaku  (Fabio RAMBELLI)
大日如来とは何か――三点説を中心として  (佐藤もな)
密教修法の構成と特質と中世社会――孔雀経法を通して  (上島 享)
記念の集合体――西国巡礼の木版観音札の掛軸  (シェリー・ファウラー / 坂 千尋・嵩 宣也 訳)
Collective Commemoration: Kannon Print Scrolls from the Saigoku Pilgrimage: For Medieval Japanese Buddhist Practices and their Expressions in Visual Art  (Sherry FOWLER)
*図版一覧(Illustration list)

龍谷大学の海外交流  (日下幸男)

執筆者紹介

龍谷大学アジア仏教文化研究叢書15 刊行の辞  (楠 淳證)

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