黒田俊雄著作集3 顕密仏教と寺社勢力 【名著復刊】

日本中世仏教の中心は鎌倉仏教ではなく、南都北嶺等の旧仏教だとし、学界に大きな衝撃を与えた顕密体制論。後期の関連論文を収録。

著者 黒田 俊雄
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 日本仏教総論
シリーズ 各シリーズ > 名著復刊
出版年月日 1995/02/28
ISBN 9784831865397
判型・ページ数 A5・443ページ
定価 本体11,000円+税
在庫 品切れ・重版未定
日本中世仏教の中心を鎌倉仏教としていた通説に対し、南都北嶺などの旧仏教をその中心とし、学界に大きな衝撃を与えた顕密体制論。それに関わる諸事象と全体像を見定めた著者後期の論文を収録。


*2019年10月1日~POD版(デジタル受注制作)にて復刊いたします。 
 復刊にあたり体裁・価格が変わります。内容に変更はございません。

 「黒田俊雄著作集 第3巻 顕密仏教と寺社勢力」 A5 並製 本体価格5、000円

※取扱いは、Amazon・三省堂書店オンデマンド・楽天のみ
I 顕密仏教と知識体系
中世的知識体系の形成
顕密仏教における歴史意識 中世比叡山の記家について
中世文学における王法と仏法
中世社会における「芸能」と音楽
鎌倉時代の文芸と美術
中世仏教と文芸・美術

Ⅱ顕密仏教と鎮魂
鎮魂の系譜 国家と宗教をめぐる点描
鎮魂と国家
民衆史における鎮魂

Ⅲ寺社勢力の展開
中世寺社勢力論
白山信仰の構造 中世加賀馬場について
日本中世における寺院と民衆
中世寺院史と社会生活史 研究の回顧と展望

Ⅳ顕密仏教の周辺
思想史の方法 研究史からなにを学ぶか
解説
桜井好朗著『空より参らむ<中世論のために>』
中世における武勇と安穏

解説 大隅和雄・大石雅章
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