新装版 親鸞の宿業観

歎異抄十三条を読む

宿業とは運命なのか。『歎異抄』十三条を読み解きながら、ポスト真実時代を生き抜くための、親鸞の宿業観を考察。新装版で復刊。

著者 廣瀬 杲
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2018/08/20
ISBN 9784831865564
判型・ページ数 4-6・212ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
宿業とは運命なのか。『歎異抄』十三条を読み解きながら、ポスト真実時代を生き抜くための、親鸞の宿業観を考察。新装版で復刊。
本文と意訳
宿業の課題
 宿業の問題点
 作り出された差別
 生きている親鸞聖人の教え
 『歎異抄』十三条にしか説かれない宿業
 部落差別に荷担した浄土真宗教団
 中村久子さんの告発
 辛抱では救われない人間
 屠沽の下類と共に
 宿業の疑問に答える経典
 部落内の門徒衆へ
 親鸞聖人のお心に帰る
 宿業という身の事実を知る
第十三条を読む
 『歎異抄』第十三条
 『歎異抄』の中の三つの問答
 信心の異なりを歎く
 つくるつみの宿業にあらずということなし
 わがこころのよくて、ころさぬにはあらず
 くすりあればとて、毒をこのむべからず
 さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし
 なむなむのことしたらんものをば、道場へいるべからず
 よきことも、あしきことも、業報にさしまかせて
 『唯信鈔』のことば
 本願にほこるこころのあらんにつけてこそ
 あとがき

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