生と死のケアを考える

ターミナルケア、エイズ、法医学、心理学、宗教などの視点から「人の死」を見つめ、命の本質を問う、第一線12人による力作論考集。

著者 カール・ベッカー
出版社 法藏館
ジャンル 哲学・思想 > 宗教総論
出版年月日 2000/09/10
ISBN 9784831872647
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
日本社会の崩壊の根底にある個人の「死生観」のゆらぎをどう建て直すか。ターミナルケア、エイズ、法医学、心理学、宗教などの視点から「人の死」を見つめ、命の本質を問う、第一線12人による力作論考集。
序 章 ポルノ化した「死」
 Ⅰ 生と死をどう考えるか
第1章 学校で「死」を教える
第2章 死にゆく過程と人生の物語
第3章 死をめぐる共同体―葬送を通して見えてくるもの
第4章 ふつうの死
 Ⅱ 医師・患者・ボランティア
第5章 ケアの力学
第6章 医師に求められるもの
第7章 来世を信じることは死の不安をやわらげるか―がん医療の現場から
第8章 韓国のホスピス運動
 Ⅲ ホスピスとターミナルケア
第9章 末期医療へのあらたなる視座
第10章 スピリチュアルケアということ
第11章 患者のこころを支えるために―ホスピスとビハーラにおける宗教的援助の試み
第12章 日本的なターミナルケアを目指して―患者の生と死の質をどう評価するか
終 章 命のゆらぐ時代を超えて

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