正信偈もの知り帳

誰もが知っている『正信偈』。でも、ほとんど知らないその中味。『般若心経』とどう違う?からはじまり、『正信偈』を身近にする。

著者 野々村 智剣
仏教文化研究会
出版社 法藏館
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 1994/09/10
ISBN 9784831889638
判型・ページ数 4-6・107ページ
定価 本体619円+税
在庫 在庫あり
誰もが知っている『正信偈』。でも、ほとんど知らないその中味。『正信偈』は『般若心経』とどう違う?からはじまる本書は、『正信偈』をこれまでより十倍、親しく身近にする徹底もの知りガイド。
「正信偈」『般若心経』どちらも「お経」?
 浄土真宗では、なぜ『般若心経』をあげない?
 「正信偈」の本籍は?
 ご本典・ご本書『教行信証』とは?
 「正信偈」というネーミングは?
 「正信偈」がこんなに普及したのは?
 いつどんなときにおつとめする?
ふたつにわかれる「正信偈」の中味
 「依経段」で弥陀・釈迦の登場
 「依釈段」で七高僧の登場
 「正信偈」意訳読み下し①
 親鸞聖人の告白 帰命とは南無とは?
 なぜ無量寿 なぜ不可思議光
 「きみょうむりょうじゅにょらい」の呼びかけ
 「正信偈」意訳読み下し②
 法藏菩薩のマーケットリサーチ
 法藏菩薩の誓い「四十八願」とは?
 「五劫」という時間とは?
 名号を与えて救うとは?
 阿弥陀如来をなぜ”親さま”と?
 「正信偈」意訳読み下し③
 阿弥陀如来の十二の光明とは?
 十二光のはたらき
 「正信偈」意訳読み下し④
 「本願」―大いなる仏さまの願い
 他力本願は他人まかせ?
 「正信偈」意訳読み下し⑤
 お釈迦様のおすすめ
 お釈迦さまと阿弥陀さま
 釈迦・弥陀は慈悲の父母
 「正信偈」意訳読み下し⑥
 本願を信じて得られる「利益」
 煩悩のままで救われるとは?
 海のように広い如来の徳とは?
 「正信偈」意訳読み下し⑦
 たとえ雲や霧があっても
 煩悩の自分なのに煩悩が見えない
 「正信偈」意訳読み下し⑧
 信心をいただけばこそ
 「正信偈」意訳読み下し⑨
 邪見キョウ慢悪衆生は私の「本名」
 不安だからまかせきれない
 高僧の論釈「依釈段」とは?
 七高僧のプロフィールとは?
 「正信偈」意訳読み下し⑩
 なぜ聖人は七人のお坊さんを
 「正信偈」意訳読み下し⑪
 大乗仏教の”生みの親”
 難行道とは、易行道とは?
 信心こそ 称名こそ
 「正信偈」意訳読み下し⑫
 『浄土論』をお説き下さった
 「正信偈」意訳読み下し⑬
 仙経を捨て浄土の教えに
 不老長寿の”二百一年目”は?
 「難行・易行」を「自力・他力」に
 仏の国へ、仏の国から?
 「正信偈」意訳読み下し⑭
 玄中寺での「碑文」で、なぜ?
 浄土門と聖道門 どちらの道を?
 「末法の時代」の危機意識とは?
 お念仏にこだわっていた私
 「正信偈」意訳読み下し⑮
 仏さまの正意を明らかに
 お浄土に”特別席”がある?
 「正信偈」意訳読み下し⑯
 『往生要集』でお念仏を
 「極重悪人」だからこそ
 一切の名誉を捨てて
 「正信偈」意訳読み下し⑰
 わが国において”浄土真宗”を
 『観経疏』との突然の出会い
 念仏弾圧で四国と越後へ
 「浄土真宗」の開祖は法然上人?
 「正信偈」意訳読み下し⑱
 私ひとりのために説かれた
 信心にはじまって信心におわる
 煩悩も見えなかった私が、聞かせていただく

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