如来出現と衆生利益

『大法鼓経』研究

著者 鈴木 隆泰
出版社 春秋社
ジャンル 経典・聖典(学術的)
出版年月日 2020/02/28
ISBN 9784393111208
判型・ページ数 A5・410ページ
定価 本体9,200円+税
在庫 在庫あり
凡夫にも仏の性質があることを説く如来蔵思想が抱える二大問題、

①なぜ凡夫に修行が必要なのか
②なぜ凡夫は煩悩にまみれているのか

を論理的に解決しようとした『大法鼓経』を徹底検証し、如来蔵思想の重要な展開を究明した、画期的な論考。
序論
 第一節 〈如来出現〉を巡る思想の展開
   第一項 先行研究概観
   第二項 問題の所在――如来蔵思想が「得た」ものと「失った」もの
 第二節 「如来法身の内在」を説く如来蔵思想が抱えた二つの課題
   第一項 修道論的課題
   第二項 構造的課題

『大法鼓経』Mah?bher?s?tra 訳注
 第一節 テクスト情報
   第一項 チベット訳(MBhS T)
   第二項 漢訳(MBhS C)
   第三項 サンスクリット文
 第二節 先行研究
 第三節 『大法鼓経』内容詳解
   第一項 構造
   第二項 経名
     1 経名比較
     2 経中における経名
     3 経名の文字数
     4 parivarta
     (1)より大きな経典の一章・一品にしようとした形跡
     (2)parivartaの別解釈
     5 『大法鼓経』の原題――Mah?bher?[mah?]s?tra
     6 h?raka
   第三項 内容詳解
     【MBhS 1】第一章「カーシャパの到来」
     【MBhS 2】第二章「涅槃の楽」
     【MBhS 3】第三章「如来滅後の護法」
     【MBhS Colophon】奥書

本論
 第一節 序
 第二節 『大法鼓経』における如来蔵とは何か
 第三節 『大法鼓経』における〈如来出現〉の原点への回帰

結論
 第一節 結論
 第二節 螺旋状の回帰現象

序論 注
『大法鼓経』Mah?bher?s?tra 訳注 注
本論 注
結論 注

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