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『注大般涅槃経』の文献学的研究

等閑に付されてきた重要文化財の古写経に新たに光を当て、経文と注釈文の特徴を明らかにし、唐代士大夫の仏教理解の一端を尋ねる。

著者 青木 佳伶
出版社 法藏館
ジャンル 経典・聖典(学術的)
出版年月日 2022/02/28
ISBN 9784831863928
判型・ページ数 A5・472ページ
定価 本体9,000円+税
在庫 在庫あり
国の重要文化財に指定されながらも等閑に付されてきた『注涅槃経』。その古写経に新たに光を当て、経文と注釈文を分析して特徴を明らかに。そして、唐代士大夫の仏教理解の一端を尋ねる。現存巻のうち四巻分の全文翻刻を付す。
口  絵
まえがき
凡  例

【研 究 篇】
序 論
第一節 問題の所在
第二節 研究の目的・手法・意義

第一章 日本に現存する『注大般涅槃経』
第一節 現存諸本
第二節 所在不明諸本
第三節 『注大般涅槃経』と推定される断簡や経典の真偽
第四節 先行研究
第五節 諸経録・章疏目録に見られる『注大般涅槃経』

第二章 導江県令韋諗の活躍年代と著述
第一節 韋諗の活躍年代
第二節 韋諗の著作

第三章 唐導江県韋諗撰『注大般涅槃経』の成立
第一節 正倉院文書からの考察
第二節 遣唐使からの考察
第三節 音義からの考察

第四章 『注大般涅槃経』の経典本文と注
第一節 『注大般涅槃経』の特徴
第二節 依拠経論
第三節 韋諗注の特徴

第五章 結  論

【資 料 篇】
一、『注大般涅槃経』巻第二 翻刻
二、『注大般涅槃経』巻第八 翻刻
三、『注大般涅槃経』巻第十二 翻刻
四、『注大般涅槃経』巻第二十二 翻刻
五、現存韋諗注の集成
六、『注涅槃経』と『涅槃経』「北本」・「南本」経文異同一覧表

あとがき
主要参考文献
英文要旨

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