浄土からの道

二河白道の譬えに聞く

著者 大江 憲成
出版社 東本願寺出版
ジャンル 日本仏教 > 真宗系
出版年月日 2020/02/01
ISBN 9784834106152
判型・ページ数 A5・181ページ
定価 本体1,000円+税
在庫 在庫あり
〝どうせ何もない〟〝人生こんなものだ〟…。
時に生きることに行き詰まり、なげやりになってしまう私たち。
欲望と怒りの絶えない人生に、歩むべき確かな道は、帰るべき故郷(ふるさと)はどうすれば見いだせるのか。

本書は、善導大師がつくられ、親鸞聖人が大切にされた「二河白道の譬え」に、人生を丁寧に生き抜く道をたずねる一冊です。

善導大師による「二河白道の譬え」全文の書き下しと、著者大江憲成氏による意訳、また付録として善導大師・親鸞聖人それぞれの解釈を収載しており、学習会や同朋の会のテキストとしても最適です。
二河白道の比喩 書き下し

はじめに 比喩とは何か
1 「往生人」とは誰のこと?
2 今、私たちはどこに向かっているのか?
3 私の歩みをさえぎるものは?
4 私の歩むべき道は?
5 歩むべき道が見えない
6 誰と出会うのか
7 私を殺そうとする者
8 死を恐れて
9 自己と出遇って
10 出口のない自力の心
11 すでに道あり
12 釈迦・諸仏の発遣(お勧め)
13 阿弥陀さまの召喚(お招き)
14 呼びかけの中に願われて
15 感動は道の発見
16 善き師、善き友に出遇って
おわりに お浄土は今に開かれて

資料篇
 善導大師のご解釈(『観経疏』より)
 親鸞聖人のご解釈(『愚禿鈔』より)

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